待者名簿だけがない
のは不自然だ」野党

「桜を見る会」をめぐり、内閣府は、参議院予算委員会の理事懇談会で、野党側が求めていた過去の開催に関する資料を提出しましたが、野党側は、「招待者名簿だけがないのは不自然だ」などとして、さらなる資料提出を求めていく方針です。

27日午後開かれた参議院予算委員会の理事懇談会で、内閣府は、平成25年に開催した「桜を見る会」に関係する資料500ページ余りを提出しました。

資料は、開催要領や飲食物を提供する業者の選考結果などで、このうち業者の選考に関する資料には、提供する飲食物のメニューや衛生面など、評価項目と選考基準などが記載されていますが、評価の部分は黒く塗りつぶされています。

今回提出された資料について、野党側は「これだけ資料が出てきたのに、招待者名簿だけがないのは不自然だ」などとしていて、資料を詳しく精査するとともに、さらなる資料提出を求めていく方針です。