位の儀式「国民主権や
政教分離と両立しない」

天皇陛下の即位に伴って行われる一連の儀式について、共産党の小池書記局長は「憲法の国民主権と政教分離の原則と両立しない」として、共産党は出席しない考えを示しました。

天皇陛下が即位されたのに伴って、今月22日には即位を内外に宣言する儀式、「即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)」が、また来月14日から15日にかけては国民の安寧などを祈る、一世に一度の「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的な儀式、「大嘗宮の儀(だいじょうきゅうのぎ)」が行われます。

これについて共産党の小池書記局長は記者会見で「一連の儀式は戦前の明治憲法下の天皇主権、国家神道のもとで定めたものを踏襲しており、現行憲法の国民主権や政教分離の原則とは両立しない」と指摘しました。

そのうえで一連の儀式に共産党は出席しない考えを示しました。