民 党大会「次の衆院選
政権交代目指す」枝野代表

立憲民主党の党大会が開かれ、枝野代表は安倍政権に代わるもう一つの選択肢を掲げて支持の拡大を図り、次の衆議院選挙で政権交代を目指す考えを強調しました。

立憲民主党は、おととしの結党以来2回目となる党大会を30日午後、国会内で開き、国会議員や地方議員などおよそ300人が出席しました。

この中で枝野代表は「安倍政権による国会軽視の強引な政権運営は、ますますひどくなっている。国会論戦から逃げ回っている状況を放置したままでは、冷静で建設的な政策議論は実現できない」と批判しました。

そのうえで枝野氏は「まっとうな政治によってまっとうな社会を取り戻すという、安倍政権に代わるもう一つの選択肢を掲げ、次の衆議院選挙で政権交代を実現する」と述べました。

このあと党大会では「すべての取り組みを政権交代のための準備につなげる」とした今後1年間の活動方針を決定し、野党全体の選挙対策を積極的に主導することや、国民民主党などとの国会の会派の合流によって与野党対決の構図を明確にすることなどが盛り込まれました。