民 国民など衆参両院に
会派合流を届け出

来月4日の臨時国会の召集を前に、立憲民主党や国民民主党などは、論戦力を高めたいとして、会派の合流を衆・参両院に届け出ました。

会派を合流させたのは、立憲民主党、国民民主党、社民党、衆議院の会派「社会保障を立て直す国民会議」の野党4党派です。

このうち衆議院では、立憲民主党の安住国会対策委員長と国民民主党の原口国会対策委員長らがそろって衆議院の事務局を訪れ、会派の合流を届け出ました。これによって野党第一会派の勢力は、衆議院が120人、参議院が61人となりました。

4つの党派は会派を合流することで国会での論戦力を高めたい考えで、来月4日に召集される臨時国会では消費税率の引き上げや日米貿易協定などをめぐって、連携して政府側を追及していく方針です。

立憲民主党の安住氏は記者団に対し「政府に対する追及を深掘りし、国民に分かりやすく問題点を明らかにしたい。野党最大会派として一体感を持ち、国民の負託に応えたい」と述べました。

また、国民民主党の原口氏は「この大きなかたまりを政党の合流にまでつなげ、一刻も早く『政権の再交代』を行いたい」と述べました。