てなしを感じた」
韓国青少年が岐阜市役所に

日韓関係が悪化し、各地で交流行事の中止が相次ぐ中、岐阜市と30年以上にわたって交流を続けている韓国・チョナン市(天安市)の団体のメンバーが5日、岐阜市役所を表敬訪問しました。

岐阜市役所を訪れたのは、12歳から20歳までの青少年10人を含むチョナンロータリークラブの訪問団、合わせて21人です。

一行は、30年以上にわたって青少年を派遣し合う交流事業を行っている岐阜西ロータリークラブの招きで3日から6日までの日程で岐阜市を訪れ、ホームステイをしながら交流を深めています。

市役所では浅井文彦副市長を表敬訪問し、訪問団を代表してユ・フィさん(16)が「訪問前には緊張し、重い気持ちになることもありましたが、ホームステイ先の皆さんのもてなしと思いやりを感じました。来年もチャンスがあればお会いしたいです」と話していました。

岐阜西ロータリークラブの石田準一会長は「長年の交流で信頼関係を深めており、今回も韓国側から中止したいなどという話は一切ありませんでした。これからも民間レベルの国際交流を続けていきたいと思います」と話していました。