過去最多12人敗れた公明 統一地方選挙の総括へ

先の統一地方選挙で過去最多の12人が敗れた公明党は、15日に地方組織の代表らを集めた会合を開いて、結果の総括を行うことになりました。

先月の統一地方選挙で公明党は、各地の議員選挙に合わせて1555人を擁立し全員の当選を目指しましたが、平成10年の党の再結成後、最多となる12人が敗れ、総得票数も、前回4年前と比べておよそ50万票減りました。

山口代表は党の中央幹事会で、15日に党の地方組織の代表らを集めた「全国県代表協議会」を開き、統一地方選挙の結果を総括すると明らかにしました。

そのうえで「後半国会の政策課題や6月に決める『骨太の方針』とその先の課題などを議論しながら党の次の体制をしっかり築いていきたい。新たな党の出発の会合となる」と述べ、次の衆議院選挙を見据え、体制の立て直しを進めたいという考えを示しました。