「都民ファーストの会」
国政進出へ「ファーストの会」

東京の地域政党「都民ファーストの会」は、国政進出に向けて新たに「ファーストの会」を立ち上げ、次の衆議院選挙では都内の選挙区を中心に候補者の擁立を目指すことになりました。

これは、東京都議会に31議席を持つ地域政党「都民ファーストの会」の荒木千陽代表が3日、都内で開いた記者会見で明らかにしました。

それによりますと、国政進出に向けて新たに「ファーストの会」を立ち上げ、荒木氏が代表を務めます。

次の衆議院選挙では、25ある都内の選挙区を中心に候補者の擁立を目指し今後、公募を行うということです。

荒木氏は「都政だけでは完結できず、都民の声がなかなか国政に届かないというもどかしい思いを幾度となく繰り返してきた。国の将来に責任を持つ改革を国政の場でも進めたい」と述べました。

また、荒木氏は、ほかの政党などとの連携について「私たちから具体的な要請は現在していない。政党に限らず、個人個人の皆さんともこれから協議したい」と述べました。

地域政党「都民ファーストの会」の特別顧問を務める東京都の小池知事は、次の衆議院選挙に立候補しない意向を示していますが、荒木氏は「私たちからも立候補の要請はしていない。小池知事と相談しながら、さまざまな連携をさせていただきたい」と述べました。