若年や中年にも起こる突然死の原因、「遺伝性不整脈」とは

更新日

遺伝性不整脈とは

遺伝性不整脈とは
遺伝性不整脈とは

若年や中年が突然死しやすい病気に遺伝性不整脈があります。
この病気の場合、心臓の血管や心筋には異常がありません。ふだん元気に見えても、ある日突然、「心室細動」などの危険な不整脈を起こして死亡してしまうことがあるのです。

心臓にある心室は、血液を肺や全身に送り出す働きをしています。「心室細動」とは、この心室がけいれんしてしまう状態のことです。心室細動が起こると血液を送り出せず、脳が血液不足になるため20~30秒で失神、それが数十分以上続くと死亡に至る恐れがある最も危険な不整脈です。

遺伝性不整脈には、「先天性QT延長症候群」、「ブルガダ症候群」、「カテコラミン誘発多形性心室頻拍」などがあります。いずれも、心筋細胞のイオンの流れに関係する遺伝子の変異によって発症します。