不整脈はなぜ起こる? 不整脈の原因と調べ方

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不整脈の原因

不整脈の原因はいくつかあります。
不整脈は60歳以上になると増えてくることから、「加齢」は原因の一つです。また、心不全や心筋症といった「心臓の病気」も不整脈の発生に大きく影響します。
心臓の病気以外で特にリスクが高いのは、「高血圧」です。血圧が高くなると心臓の負担が増え、心臓が大きくなる心肥大になって不整脈が起こりやすくなります。COPD(慢性閉塞性肺疾患)など重い肺の病気や甲状腺の病気、肥満なども不整脈の一因となります。
そのほか、服用している薬が不整脈を引き起こす場合もあります。降圧薬や抗うつ薬の一部には、自律神経や心臓の電気の発生に影響する成分を含んでいるものがあります。
また、生活習慣も不整脈の原因となりえます。ストレスや睡眠不足、過労、喫煙、アルコールやコーヒーなどカフェインを多く含む飲料のとりすぎなどは、交感神経を刺激して電気の発生に異常を及ぼし、脈が乱れることがあります。

不整脈の調べ方

不整脈の調べ方

不整脈が起きているかどうかは、自分で脈をとって調べられます。
人さし指、中指、薬指の3本の腹で手首の親指側を触ります。10秒ぐらい脈をとってみて、少しおかしいなと思ったら、またさらに10秒間脈をとってみてください。規則性がないと感じたら不整脈の可能性があります。
正常な拍動は、一定のリズムで、1分間に60~100回程度です。

自分で脈をとってみて不整脈かもしれないと感じても、「トン・ト・トン・トン・トン」というような脈がとぶタイプの「期外収縮」であれば問題のないことが多いのですが、脈の乱れのほかに、めまいやだるさ、動悸(どうき)・息切れ、失神、胸部の痛みや不快感などがある人は、必ず受診してください。
また、不整脈があって不安を感じている人は、一度循環器内科を受診してもよいでしょう。