【ゴールボールリオパラリンピック最終予選】大会最終日結果「来年、そして５年後の大舞台へのスタート」

2015年11月12日（木）

投稿者：アナウンサー
カテゴリ：Road to Rio 2016
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キャスターの山田賢治です。
ゴールボールのリオパラリンピック最終予選。日本チーム最終日の結果です。

大会最終日（１１月１２日）
【男子】３位決定戦　日本　３－８　韓国

昨日敗れ、リオパラリンピック出場の夢を絶たれた日本。最終日のきょうは、３位決定戦に臨みました。
前半は２－４とリードを許し、後半追いかける展開になった日本。
韓国の低く速いボールに、日本は失点を重ねてしまいます。流れを引き戻そうと攻め続けますが、試合終了。今大会、４位で終えました。
ちなみに男子決勝の中国vsイランは、すでに出場権を得ている中国が８－４で勝ち、優勝を決めました。

日本男子チーム、５年後の東京パラリンピックでぜひ雪辱を！

手前の黒が日本。東京パラリンピックで一段と強い代表に成長してほしい。

そして…。

【女子】　決勝　日本　１－０　中国
　　　得点者：安達

日本女子、見事４大会連続のパラリンピック出場を決めました。
決勝は、前日３－１と敗れている中国との対戦。安達選手があげた前半の１点を守り切りました。ロンドンパラリンピック決勝と同じスコア。しかも、得点者はエース安達選手。今年に入り、代表から離れている時期もありましたが、戻ってきて大仕事を成し遂げました。

試合前の選手紹介。大一番を前に比較的リラックスした表情

貴重な決勝点をあげた安達選手。

中国のディフェンス。日本は、選手の間を狙う

世界トップレベルの攻撃力を誇る中国。日本の若杉選手を集中的に狙う

一番右が若杉選手。センター浦田選手の間を狙う中国の投球に、しっかりとディフェンス。昨日３点とられた中国を決勝では完封。

前半の１点を、後半よく守り切った！

歓喜の瞬間！

キャプテン浦田選手。「東京につなげるためにもきっちりと切符を獲ってきますね」と宣言していた。有言実行だ。

左は若杉選手。天摩選手（右）は元陸上競技の選手。競技歴１年で、チームに欠かせない存在に。今大会も得点を挙げた。

ロンドンパラリンピック後、主力メンバーだった小宮正江さんが代表を離れ、浦田選手と安達選手が残りましたが、もう一度チームを構築するところから始まりました。ロンドンでベンチに入っていた若手の若杉選手や欠端選手が代表としての自覚とともに成長を遂げ、さらに陸上競技から転向した天摩選手、それに安室選手も実践を通して力をつけ、ついにリオ出場権を手に入れました。

前回、日本ではパラリンピック団体競技で初めての金メダルを獲得したゴールボール女子。リオでは当然、他の国々に研究され、マークが厳しくなるでしょう。そこをどう克服するのか。連覇に向け、今、新たなスタートを切りました。

リオパラリンピックに出場する団体競技、日本の女子第１号となったゴールボール代表。連覇をかけたリオへの道のりを、番組ではこれからも応援していきます！

有終の美。勝利をスタンドに報告する選手たち。笑顔、そして涙も見える。

表彰式。アジアオセアニアチャンピオンとして、大舞台、リオへ。

チームジャパン一同。選手、コーチ、スタッフが一つになって戦った大会が終わった。みなさん本当にお疲れさまでした！

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