本文へジャンプ

【ゴールボールリオパラリンピック最終予選】大会4日目結果「女子決勝へ 男子は出場権獲得ならず」

2015年11月12日(木)

キャスターの山田賢治です。
ゴールボールのリオパラリンピック最終予選。日本の4日目の結果です。

大会4日日(11月11日)
【女子】 予選リーグ 日本 1-3 中国


20151112_yamaken001.jpg

安達選手。彼女の活躍なしにリオ行きはない


20151112_yamaken002.jpg次は勝つ、と決意して


準決勝 日本 9−1 オーストラリア



準決勝で圧勝し勢いに乗って、いよいよ決勝です。
リオに行くには勝つしかありません。
相手は、因縁の相手、中国です。
キープレーヤーは、安達阿記子選手です。安達選手がパラリンピックにデビューしたのは、北京大会から。地元中国を相手に日本は3-1で勝ちましたが、その立役者が安達選手でした。しかし、予選は通過できず。その4年後、日本は決勝で中国と対戦し、安達選手があげた1点を守って、1-0で金メダルを獲りました。
その後、中国と日本は国際大会で対戦しますが、日本は去年のアジアパラ、今年5月の世界選手権などで勝つことができていません。本日も、安達選手が1点獲りましたが、3-1で敗れています。


しかし、もう過去の対戦成績は関係ありません。
守って守って、チャンスを逃さないように。
中央とサイドへの攻撃を繰り返す「花びら作戦」が功を奏するか。
リオに向けての大一番、応援しましょう!


20151112_yamaken003.jpg

圧勝。気持ちはあすへ


20151112_yamaken004.jpg持ち味の守りは絶対に崩されたくない

 

【男子】 準決勝  日本 2-11 中国


結果から言うと、完敗でした。
残念ながら、この敗退でリオパラリンピック出場権獲得はなりませんでした。
初めてのパラリンピックを目指し、選手もコーチも、そしてサポートスタッフも全員で戦ってきました。何度も合宿や練習会を組み、戦術を何度も何度も確認し、戦う集団として気持ちを一つにしてきた日本。私も関わってきた一人として、悔しい気持ちでいっぱいです。

大会最終日の3位決定戦で韓国と戦います。
5年後の東京につなげるためにも、納得できる内容で締めくくってほしいと思います。

池田貴ヘッドコーチ
「心身ともに最高のコンディションで臨むことができましたが、世界の壁を乗り越えることができませんでした。何とか気持ちを切り替え、三位決定戦に勝ち、あらためてご挨拶させていただきます。変わらないご声援をよろしくお願いします」


ガンバレ、ニッポン!


20151112_yamaken005.jpg

ウォーミングアップする伊藤選手(左)と池田コーチ


20151112_yamaken006.jpg試合前。選手紹介で声を出し、気持ちを引き締める


20151112_yamaken007.jpgベテラン中村選手。リオに導くため、必死に戦った


20151112_yamaken008.jpgセンター川嶋選手の必死の守り


20151112_yamaken009.jpg中国の壁は厚かった


20151112_yamaken010.jpg今大会活躍の辻村選手。その悔しさを東京へ


20151112_yamaken011.jpg涙をこらえて挨拶する池田ヘッドコーチ
 


ガンバレ、ニッポン!


 

◆日本チーム出場の全試合スケジュール・結果は、こちらをクリック!
  

 
◆関連ブログ
Road to Rio vol.49 「すべてはこの日のために ~ゴールボール リオ最終予選~」
Road to Rio vol.32 「視覚"以外"の感覚を最大限に研ぎ澄ます ~2015ジャパンパラ ゴールボール競技大会~」その2
Road to Rio vol.32 「視覚"以外"の感覚を最大限に研ぎ澄ます ~2015ジャパンパラ ゴールボール競技大会~」その1
Road to Rio vol.25 「いざ勝負!! ~ゴールボール男子~」
Road to Rio vol.17 「世界を見据える“新成人”~ゴールボール男子~」

コメント

※コメントはありません