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【ゴールボールリオパラリンピック最終予選】大会2日目結果「接戦。」

2015年11月10日(火)

キャスターの山田賢治です。
ゴールボールのリオパラリンピック最終予選。日本の2日目の結果です。

大会2日日(11月9日)
【女子】 日本 2−0 オーストラリア
 得点者:安達2

 
5月の世界選手権では1-3で敗れたオーストラリアに雪辱。これで2連勝!前日9得点のオーストラリアの攻めを0点に封じた守り。今大会、まだ無失点です。そして攻撃では、大会前、市川ヘッドコーチが選手に確認を徹底していた「花びら作戦」。投げるボールの方向を真ん中に集めたり、外に開いたりするなどして、相手をかく乱しようという戦術です。見事なコンビネーションショットがエース安達選手から繰り出され、今大会、これから勢いがつきそうです。3日目はタイ戦。確実に勝利を積み重ねて、中国戦につなげてほしい!

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相手はオーストラリア(黄)


20151110_yamaken002.jpg安達選手の2得点で完勝


20151110_yamaken003.jpg日本女子チーム、これで2連勝!

 

【男子】 日本 6-7 中国
得点者:辻村5、伊藤1

前半は3-2とリードして後半へ。6-3と一時3点差までリードを広げましたが、そこから連続4失点。試合終了4秒前に勝ち越しのゴールを決められ、あと一歩及びませんでした。

得点は、日本の6得点のうち、5点目までは、昨日のブログで紹介した辻村選手。伊藤選手とともに日本チームの攻めを牽引してほしい、頼もしい若手です。


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試合開始前の緊張感


20151110_yamaken005.jpg必死の守り


20151110_yamaken006.jpg敗れて膝をつく辻村選手。悔しさがこみ上げる


日本 8-7 オーストラリア
得点者:伊藤4、工藤3、辻村1

前半は3-3。その3得点は、レフトの工藤力也選手です。持ち味は、キレのある機敏な動き。フェイクもうまく、危機的な状況のときに活躍してくれる、“職人”です。「後悔しない戦いをしたい」と、大会前、力強く答えてくれた工藤選手。今大会も、ここぞという試合展開でのショットを期待したいところです。



20151110_yamaken007.jpg工藤選手のショット。大会前から調子は上向きだった


20151110_yamaken008.jpg接戦を制した日本。試合後握手をする池田ヘッドコーチ


3日目は、強豪イラン戦。辻村選手得意のバウンドボールが決まるか。試合を左右しそうです。
今大会、日本は後半の戦いが勝負を決めています。前日の韓国戦では終盤ひっくり返しましたが、逆にこの日の中国戦では残り4秒で逆転負け。夕方からのオーストラリア戦では、今度は同点から残り1分24秒で勝ち越しゴール。課題の“終盤のメンタル”を強固にして、相手を押し切ってほしい!

ガンバレ、ニッポン!

 

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