【ゴールボールリオパラリンピック最終予選】初日結果「幸先よくスタート!」
2015年11月09日(月)
- 投稿者:アナウンサー
- カテゴリ:Road to Rio 2016
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開会式。7か国、10チームの選手が参加
リオに行くためのラストチャンス!
キャスターの山田賢治です。
リオパラリンピック最終予選が8日から始まりました。日本チームの結果をお伝えします。
大会初日(11月8日)
【女子】 日本 10−0 モンゴル
※10点差が着いたため、コールド勝ち(前半6分)
得点者:安達6、若杉3、天摩1
安達選手のセンターとウィングの間を狙ったグラウンダー(床を滑るように転がる速い球)が大量得点につながりました。また、20歳の若杉遥選手も3得点。ロンドンパラリンピックのときにはベンチにいる時間が長かった若杉選手。しかし、今や日本のコートには欠かせない選手。彼女の活躍で、リオへの道がグッと近づくでしょう。
いざ出陣!
若杉選手の力強いショット
【男子】 日本 7−5 韓国
得点者:伊藤5、辻村2
前半は1−3で2点差のビハインド。
後半は、2−4から連続4得点。4−4から勝ち越しのゴールを決めたのは、前半途中から出場した辻村真貴選手、20歳です。
辻村選手の得意は、バウンドボール。強い縦回転のボールは、相手選手に当たっても跳ね返らず、ゴールに吸い込まれていく力を秘めています。大会前の最終合宿で辻村選手は、「自分は、特に後半、試合の流れを変えることが役割だと思っています。」と力強く答えていました。まさに、その言葉通りの働き!センター川嶋選手とともに、一昨年の世界ユース選手権金メダルのメンバーです。
池田貴ヘッドコーチ
「まさに練習してきた一番大きな課題のメンタル!前半1-3で折り返してからの逆転勝利は、諦めないというより、「必ず逆転して勝てる」という自信です。この押し返す強さ、押し切る強さこそ練習してきたことなので、今日は会心の勝利です。大事な初戦をこのような試合で獲れたのは、チームにとって本当に嬉しいことです。しかし、大会はまだまだ始まったばかり。このあとも引き締めて邁進していきます!」
辻村選手。手首をボールに巻きつけるようにして深く持ち、バウンドボールを放つ
躍動する若い力。川嶋選手(左)と辻村選手(右)
5得点の伊藤選手。日本の堂々たるエース。
勝利後、池田ヘッドコーチと喜びを分かち合う
あすは、男子が中国、オーストラリアと。女子はオーストラリア戦です。
男女ともにしっかり勝ちきって、波に乗ってほしい!
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