だまされんちゃ！特殊詐欺　ＳＮＳの在宅ワーク求人に注意！！

次に狙われるのはあなたかも！最新の手口を知って被害を防ぎましょう！

今回のキーワードは「在宅ワークの求人募集に注意！」です。

通信アプリの「ＬＩＮＥ」で在宅ワークの求人募集に応じたことをきっかけに現金をだまし取られる被害が発生しました。
どんな手口なのか具体的な例をもとに詳しくみていきます。

２０２３年８月、射水市に住む４０代の女性が通信アプリの「ＬＩＮＥ」上に表示された在宅ワークの広告に興味をもち求人アカウントを友だち登録しました。
すると簡単なアンケートに答えるようメッセージが送られてきたため、女性は住まいや年収などの質問に答えたということです。
アンケートを答え終えると「在宅ワークの仕事内容が書かれたワークブックを購入すると即日３万円がもらえる」などといった表示が出たため、富山市内のコンビニで指定された口座にワークブックの代金として現金１９８０円を振り込んだということです。

このあと担当者の大神と名乗る男からＬＩＮＥで連絡があり「仕事をするためにお金を借りてほしい」「借りてくれたら詳しい仕事の内容を説明する」などと伝えられたということです。
その後も連絡があり
「１日１５分くらいで文章を作ればお金が返ってくる」「みんな月々１００万円くらい稼いでいる」などと伝えられ女性は電話やメッセージのやりとりで丁寧に仕事の内容を伝えられたため、
この話を信じ込んでしまったということです。

そして女性は相手が指定する口座に複数回にわけて現金１４８万円を振り込んでしまいました。
その後ワークブックを閲覧するためのＵＲＬが送られてきましたがＵＲＬをクリックしても閲覧することができず、大神と名乗る人物とも連絡が取れなくなったことから不審に思い警察に相談したところ詐欺だと判明しました。

ＳＮＳ上に表示されている広告の中には今回のように詐欺グループにつながるものもあります。
安易に信じ込まずお金を振り込むよう指示された場合は詐欺を疑ってください。
また典型的な誘い文句としては、
「お金が返ってくる」とか「簡単に稼げる」などというセリフが使われます。
簡単にもうかる話はありません。こうした手口が存在することを知っておいて万が一の時にだまされないようにしてください。