イナガキヤストさんが撮る!福井県敦賀市
- 2023年06月15日
NHK富山アナウンサーの岩﨑果歩です。
『ニュース富山人』の人気コーナー「イナガキヤストの本気旅」。
フォトグラファーのイナガキヤストさんと”本気の魅力”を探しに行きます。
今回ご紹介する旅の舞台は福井県敦賀市です。
北陸新幹線は2024年春に敦賀まで延伸。
これまでより行きやすくなり、ぐっと身近な存在になりますよね。
新幹線延伸を前に、”敦賀の本気”をご紹介します!
放送した動画はこちらからご覧いただけます↓
https://www.nhk.or.jp/toyama/inagaki_honkitabi/20230612_tsuruga.html
新幹線駅舎は日本一の高さ!
県外進出初めての今回の本気旅、
敦賀観光協会の桝田佳奈恵さんに、おすすめしたい敦賀の本気を紹介してもらいました。
私が敦賀の本気をおすすめしました!是非楽しんで行ってください♪
まずは新幹線駅舎がよく見える、駅前の駐車場の屋上に!
今回特別に撮影許可をいただきました。
古くからヨーロッパをはじめとした海外とを結ぶ港町として栄えてきた福井県敦賀市。
新しい新幹線駅舎は、波のきらめきをイメージしているそうです。
そして驚きなのは、建物の高さが整備新幹線の中では日本一ということ。
地上37メートルで、これは12階建てのビルに相当します。
日本一の高さになったのは、高速道路や国道8号線の上に新幹線の線路を通す必要があったからだということです。この迫力ある駅舎をイナガキさん、どう撮ったのかと言うと…
昔からあるホームと新しい駅舎を一緒に収めました。
シャッタースピードを少し遅くしたので、少しブレているのがポイントです。
さらにもう一枚!
ただただ電車を撮りました。やっぱりかっこいいですね。
電車がカーブする曲線がかっこいいですね!!
神社に落書き帳!?
つづいて訪れたのは敦賀駅から車で8分ほど、金崎宮にやってきました。
NHK大河ドラマ『どうする家康』にも金ヶ崎の地は登場し、
戦国時代、織田信長が越前の朝倉氏を攻める舞台にもなりました。
入り口の階段は何段あるか数えてみてください!
92段ですか?
惜しい!正解は91段です。苦に(92)ならない91段と言われているそうですよ。
苦になっちゃったということですね(笑)
階段を登り切って収めた写真がこちら。
そんな金崎宮は「恋の宮」と言われています。それを象徴するようにこんなものが…
ということで、いま神様に届けたい想いを綴ることに!
宮司さんによると、落書き帳に書かれた色んな人の想いや悩みを見て、自分一人が悩んでいるわけではないと感じてほしいということです。みなさんも是非、想いを綴ってみてください!
福井のカツ丼はソース!
腹ごしらえで福井名物を堪能することに。
カツ丼と言うと卵とじのものを想像する人も多いと思いますが、
福井のカツ丼と言えば、ソースカツ丼なんです!
昭和14年に敦賀の地に開業した老舗店を訪れました。
メニューの種類が多くて迷いましたが、イナガキさんは定番の「ソースカツ丼」を注文。
では、そのお味は?
ちなみに、岩﨑アナが食べたのは「パリ丼」。
「ソースカツ丼」はトンカツが乗っていますが、「パリ丼」はメンチカツが乗っているんです!
このソースカツ丼は、とにかくボリューミー!
店内には、持ち帰りできるように容器が置かれているくらいなんです!
ただ2人ともしっかり完食。さぁ、たくさん食べた後は体動かしますよ~!!
敦賀観光はシェアサイクルがおすすめ!
敦賀市内は観光地がコンパクトに密集しているので、自転車で周るのにはぴったり!
12か所にあるサイクルポートでシェアサイクルを借りられます。
車で移動していたら見落としがちな何気ない風景も、自転車なら見つけやすいですよね。
屋根の三角と道路の矢印がポイントです。
寄り道をしながら辿り着いたのは名勝「気比の松原」。
日本三大松原の一つで、白い砂浜と松のコントラストが美しい場所でした。
太陽の傾きをポイントに撮影した一枚がこちら。
青春のような一枚ですね!
一枚一枚手作業のおぼろ昆布
みなさん、昆布はよく食べますか?
富山県は昆布の消費がトップクラス!
とろろ昆布おにぎりや昆布締めなど昆布が大好きなんです!
実は、福井県敦賀市も昆布が有名!
そこで敦賀の昆布職人、別所昭男さんの作業場にお邪魔させていただきました。
富山県民がよく食べるとろろ昆布は、ブロック状に固めた昆布を機械で削り出したもの。
一方、敦賀のおぼろ昆布は、一枚の昆布から包丁で一枚ずつ職人が手作業で削りあげています。
職人歴63年の別所さん、手の感覚だけで昆布の削る厚さを自在に操ることができます!
中でも、調理しても溶けない0.1ミリの厚さに昆布を均等に削れるのは、別所さんだけ。
その技が評価され、厚生労働大臣から“現代の名工”に認定されました。
そんな職人技を収めた写真がこちら。
イナガキヤストの本気旅in福井県敦賀市はいかがでしたでしょうか?
2024年春には、これまでよりも敦賀が身近な存在になります。
是非、ご自身の目で”敦賀の本気”を探してみてください!