イナガキヤストさんが撮る！立山黒部アルペンルート

NHK富山アナウンサーの岩﨑果歩です。
２０２１年４月から『ニュース富山人』で放送してきた「イナガキヤストの本気旅」。
これまで富山県内１５市町村をフォトグラファーのイナガキヤストさんと巡ってきました！
今回はこれまで放送でご紹介してきた“富山の本気”を、よむ富山人でもご紹介していきます。
ぜひ、お出かけの参考にしてみてください！

今回は「立山黒部アルペンルート」です。
４月１５日に全線開通し、富山の春を代表する「雪の大谷」はいままさに観光客でにぎわっていますよね！２０２１年に訪れた旅の様子をイナガキさんの写真とともに振り返ります。
動画はこちらからご覧いただけます↓
https://www.nhk.or.jp/toyama/inagaki_honkitabi/20210518_tateyama.html

まずは「美女平駅」で降りるべし！

本気旅の始まりは、立山黒部アルペンルート、富山県側の入口、立山駅から。 
立山ケーブルカーに揺られること7分。 標高977メートルの美女平駅を目指します。 
到着すると、多くの人はそのままバス乗り場に行ってしまいますが、それはもったいない！ 

立山黒部観光の方のおすすめが、美女平駅の屋上です！
屋上からは、雪化粧をした鍬崎山、そしてふもとの街並みまで見えます。 まさに絶景！

さらに、ここからは乗ってきたケーブルカーが見えるのもポイントです！ 

ケーブルカーが来るタイミングを見計らって…

シャッターを押しまくります！（笑）
イナガキさんが撮った本気の一枚がこちら！

青空に新緑、その中を走る赤いケーブルカーがバッチリ映えていますよね！
乗り継ぎの際に是非収めたい一枚です。

大迫力！雪の大谷

続いては、高原バスで標高２４５０メートルの室堂ターミナルへ！

 観光名所の巨大な雪の壁「雪の大谷」は２０２１年に開業５０周年を迎え、特別企画が行われました。

例年は２車線分を除雪して作る雪の壁。 
この年は、壁の一番高いところを、普段の半分、開業当時と同じ１車線分の幅に狭めて除雪したんです。

バスが雪の壁ギリギリを通る様子は迫力満点ですね！

 

イナガキさん、望遠レンズで撮影しました。果たしてどんな一枚が撮れたのでしょうか？

バスの両側から迫ってくるのは、切り立った崖のような雪の壁。迫力に圧倒されます！

イナガキさんにアドバイスをもらって撮影した私の渾身の一枚がこちら！

どうですか？かなり上出来だと個人的に思っています！
みなさんもイナガキさんのテクニックを参考にしてみてください♪

運が良ければライチョウが！？

旅の最後は、室堂平を散策。 

運が良ければ見られるかもしれないライチョウを探します。 
この時期は求愛行動をするため、巡り合えるチャンスが多いそうなんです。

ライチョウを見つける前にイナガキさん、突然パシャリ。

雪をかぶった立山を収めました。
よく見ると、山の下に3人の人がいるんです。分かりますか～？
 冬山の荘厳さがよく分かる一枚です。

では、ライチョウ探しに戻ります！

立山自然保護センターの方によると、
ライチョウを見つける一番のポイントは人だかりを見つけることだそうです。

ライチョウを求めて歩くこと２０分。

私、岩﨑が見つけちゃいました！！

かわいらしいライチョウ！これはとてもラッキーですね！
イナガキさん、どんな風にライチョウの姿を収めたのでしょうか？ 

ハイマツの下にたたずむオスのライチョウ。 木漏れ日が優しく包み込んでいます。 

さらにもう一枚。
ライチョウ、こちらを見てくれました！ イナガキさんにラブコールを送っているように見えますね。

ライチョウを撮影するときの注意点があります。
取り囲むと、ライチョウが行きたい方向に行けなくなってしまうので、撮影する際は必ず逃げ道を作ってあげてくださいね。

イナガキさんの写真で巡る立山黒部アルペンルート、いかがでしたか？
春はもちろん！立山黒部アルペンルートは四季ごとに魅力があります。
これから訪れるみなさん、ぜひ富山の絶景を堪能してください！