徳島ヴォルティス 小澤一郎さんが深掘り取材 今季のチームの点数は?
- 2024年02月22日
Jリーグ開幕直前!
NHK徳島ではヴォルティスの試合を開幕戦から2週にわたって生中継!
解説をつとめるのは、去年からヴォルティス取材を続けるサッカージャーナリストの小澤一郎さん。
今回は、小澤さんが開幕前のチームを訪ねて自ら深堀り取材を敢行。取材の様子はNHKプラスで配信中です。
記事ではその一部をお伝えします。
小澤さんのヴォルティス開幕前診断はNHKプラスで配信中👇
今季はスピードを重視したサッカーへ
ヴォルティスの練習場を初めて訪れた小澤さん。
チームの練習が始まると、着目したのが「ボールを動かすテンポ」です。
これまでのヴォルティスが見せてきたのは、ボールを保持して、細かいパスを何本もつないで相手を崩す"ポゼッションサッカー"と言われるスタイルです。
しかし今年新たに取り組むのが、手数をかけずよりスピーディーに攻め込むサッカーです。
“変化しないと生き残れない”
吉田監督に、今シーズン目指すサッカーの大枠を聞いてみると…
吉田監督
スピードっていうのは必要かなと。違ったものを身に着けていかないといけない。そうじゃないとやっぱり勝っていけないし生き残っていけない。
その強い言葉の裏にあるのが、J2を取り巻く環境の変化だと、小澤さんは指摘します。
小澤さん
いまのJリーグの中で、戦術的なレベルがいちばん高いリーグはJ2だと思っています。J1は個人で解決できるフォワードやセンターバック、ゴールキーパーがいる。J2の場合は、なかなか個で解決できないからこそグループで戦術で監督力で点をとる、点を守ることをするようなチームが多い。J1昇格を果たしたいという若くて有望な監督、そして戦術的な名将が非常にどのクラブにもひしめいている。
その中で去年は15位に沈んだヴォルティス。
小澤さんが課題にあげるのが、J2で広がる戦術トレンドへの適応です。
小澤さん
ボールをもって自陣でビルドアップして、つなぐことが不利になってきている戦術トレンドがあります。実は世界的にもそうで、やはり各選手のアスリート能力が、コンディショニングも含めてかなり上がってきているので、やはり体力的に無理がきくような選手・チームが多くなってきているんですね。
世界的にもJリーグの中でも、前に出て行ってダメだったときに守備に撤退するスピードも速まっているんですよ。だからこそ素早くその瞬間を見逃さないというような攻撃のスピードアップ、高速化が必要なんじゃないかな。
ヴォルティスの仕上がりは?つづきはNHKプラスで!
ハイレベル化が進むJ2を勝ち抜くためには、攻撃のスピードアップは欠かせません。
ヴォルティスではその仕上がり具合はどうなっているのか。また新たなスタイルを支える若い選手、
そして強化本部長にも今シーズンのチームの状態を取材!
それを踏まえたうえで、戦術、攻撃力、守備力、補強、サポーターの5項目を小澤さん独自の視点で採点します!
取材の様子はNHKプラスでぜひご覧ください!👇
ヴォルティス2週連続生中継!
NHK徳島では、開幕戦と第2節を生中継!
2月25日(日)
午後1時55分~ 総合📺(徳島/山梨県域)
J2リーグ2024 第1節
徳島ヴォルティス 対 ヴァンフォーレ甲府
3月2日(土)
午後3時05分~ 総合📺(徳島/鹿児島県域)
J2リーグ2024 第2節
鹿児島ユナイテッド 対 徳島ヴォルティス
開幕スタートダッシュを切ることができるのか。
NHKで一緒にヴォルティスを応援しましょう!