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即効!防災 「災害ボランティアに行く際のポイント!」

誰でもすぐにできる防災ワンポイントを香川防災士・高橋さんに聞く
  • 2024年04月22日
災害ボランティアに行く際のポイント
2024年4月22日放送

▽大切なのは「自分の身を守る装備を、全て自分で持っていくこと」
▽被災地・被災者に寄り添って活動するという気持ちを忘れないで

服装

暑い季節だとしても、できるだけ長袖・長ズボンを着用してください。肌の露出を避けることで、けがや日焼け、熱中症から守ることが出来ます。耐水性が高く、湿気を逃がす素材の雨具があると、活動の汚れを落としやすく便利です。
靴は、歩きやすく頑丈なものを準備してください。例えば、登山靴は足首が守られ、釘などの踏み抜きを防止できます。活動場所がどんな状況になっているのか分からないので、けがをしないように注意しましょう。

持ち物

実際に高橋さんが被災地に持っていったものです。

めがねは2種類。花粉対策用のめがねは、現場での粉じんが目に入らないようにするため。サングラスで直射日光や紫外線への対策も忘れないようにしましょう。
手袋作業用のすべり止め付き手袋ガラス用の革手袋水辺での作業用の肘上まであるゴム手袋など、ボランティアの作業に応じた準備が重要です。肌がかぶれやすい人は、手袋の中に綿手袋を装着するなど、対策をしてください。
ほかにも、こまめにかえることができる量のマスク常備薬ヘルメットなど、自分の身を守るために必要なもの全てを持っていくようにしてください。

 

さらに、ビニール袋。荷物をまるごと覆うことができるくらいの大きさを準備すると便利。汚れる場所にも荷物を置けるほか、作業で汚れた洋服などもしまうことができます。

気をつけたいポイント

ボランティアに行く際には、必ず事前に現場の状況を調べるようにしてください。
インターネット等を活用して、被災地での状況、ボランティアセンターの募集状況などを確認してください。日によっては定員に達しているために、募集していない日もあります。しかし、電話で状況を把握するのはできるだけ控えましょう。
また、被災地では、ボランティアセンターのスタッフ含め、皆さん被災した中で活動していることが多いです。寄り添いながら活動するという気持ちを忘れないでください。 

  • 堀越葉月

    NHK高松放送局 アナウンサー

    堀越葉月

    香川生活2年目突入!
     ” コシ ”のあるアナウンサーを目指して鍛錬中!

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