今、日本では子どもの40%になんらかのアレルギー症状があるとされています。治療に時間がかかることも多いアレルギーですが、適切に対応すればうまくつきあっていけるといいます。花粉症、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎など、子どものアレルギーとのつきあい方を、専門家と一緒に考えます。

専門家:
今井孝成(小児科医/日本アレルギー学会専門医/昭和大学医学部 教授)

いつ治るの? アトピー性皮膚炎

次女(5か月)のアトピー性皮膚炎で悩んでいます。生後1か月半から湿疹が出始め、2か月半ぐらいで病院にかかり、中等症のアトピー性皮膚炎と診断されました。それから週に1回、皮膚科に通院しています。毎日、ステロイド薬と保湿剤を塗り続けていますが、薬を減らすとぶり返したり、薬を塗っていないところに新たな湿疹ができたり、なかなか治療に終わりが見えずつらいです。
(お子さん2歳3か月・5か月のママ)

アレルギー疾患は治療に時間がかかる

回答:今井孝成さん

アトピー性皮膚炎に限らず、アレルギー疾患の治療は、どうしても長くかかります。はじめから早く治ることは期待せず、じっくり取り組みましょう。

薬を減らすのが早すぎるとぶり返す

回答:今井孝成さん

アトピー性皮膚炎の治療には、いくつかコツがあります。塗り薬は、長い間塗っていると減らしたくなってしまいがちです。でも、薬を減らしてはいけない段階で減らしてしまうと、ぶり返すことになります。じっくり腰を据えて、湿疹が全くなくなるまでしっかり薬を続けてください。

薬の塗り方

薬は、適切な量をしっかり塗ります。表面上は治っているように見えても、内部に炎症があるので、量も回数も減らさず塗り続けます。医師と相談し、ゆっくり薬を減らしながら治療を進めてください。
※治療期間は症状によって異なります。
※塗り薬以外の治療法もでてきています。くわしくは医師に相談してください 。

子どものアレルギーは治る可能性があるので、長い目で治療に取り組む

回答:今井孝成さん

子どものアレルギーは、治る可能性があります。ぜひ長い目で見て、治ることを期待して治療に取り組みましょう。子どもは治る可能性が高いので、そのためにもしっかりいい皮膚の状態を続けることが大事です。よくなってくると薬を減らしたくなりがちですが、そこで減らさずじっくりと治療に取り組むことが大事です。

<アトピー性皮膚炎の治療>

  • いい皮膚の状態を保つ
  • 一見よくなったように見えてもすぐに薬を減らさず根気強く治療を続ける

湿疹・肌荒れとアレルギーの関係は?

湿疹や肌荒れがあると、ほかのアレルギーになりやすくなることはありますか?

皮膚のバリア機能が悪化し、免疫機能がうまく働かなくなる

回答:今井孝成さん

皮膚は「免疫臓器」でもあり、体の中に入り込もうとしている異物を常にはねのけています。湿疹があると、その免疫機能(バリア機能)がうまく働かず、皮膚から異物が入ってしまうわけです。

皮膚とアレルギーの関係

細菌・ウイルスなど有害な異物から体を守る

私たちの体には、細菌やウイルスなどの有害な異物が入ってきたときに「抗体」を作って体を守る仕組みがあります。

食べ物・花粉など本来は無害なものに過剰に反応すのがアレルギー

ところが、人によってはこの仕組みが食べ物や花粉など、本来は無害なものに対しても過剰に反応してしまうことがあります。これが「アレルギー」です。

健康な皮膚・荒れた皮膚

実は、アレルギーの原因になりうる物質が口から入るより、皮膚からのほうが食物アレルギー発症のリスクが高いことがわかっています。

荒れた皮膚はアレルギーの原因となりうる食べ物が入りやすい

アトピー性皮膚炎や湿疹などで荒れた肌からは、アレルギーの原因となりうる食べ物が入りやすくなり、抗体が作られます。

食物アレルギーを起こしやすくなる

その後、口からその食べものを食べたときに、すでに作られた抗体が働いてしまい、食物アレルギーを起こしやすくなると考えられています。

湿疹がある状態で離乳食を進めていいの?

アトピー性皮膚炎のある次女(5か月)が、離乳食を進めることで食物アレルギーにならないか心配です。離乳食を始めて1か月ほどがたち、豆腐が小さじ1と、卵黄が2口ぐらい食べられるようになりました。でも、この先の卵白や小麦に進むのが不安です。体や口まわりにすぐ湿疹ができるので、肌がきれいな状態でなくても大丈夫なのか心配です。
(お子さん2歳3か月・5か月のママ)

適切な時期に離乳食を始めることが食物アレルギー予防につながる可能性がある

回答:今井孝成さん

離乳食は、湿疹や肌荒れがない状態で進めるのが理想です。皮膚に食べ物がついたとき、きれいな状態のときと、湿疹がありバリア機能が悪くなっているときでは、アレルギーのなりやすさが変わります。
一方で、適切な時期に離乳食を開始するほうが、食物アレルギーの予防につながることもわかっています。湿疹がよくなるのを待ち、離乳食を始めるのが遅くなることが、食物アレルギーの発症リスクを高めるのです。湿疹がある程度ある状況でも、適切な時期に食べ始めることが食物アレルギー予防につながる可能性があります。
以前は「アレルギーを起こしやすいものは、1歳まで食べさせないほうがいい」と言われていましたが、現在そのことは、明らかに否定されています。離乳食の指針通りに進めていくことが大事です。

<離乳食は自己判断で遅らせない>
離乳食は自己判断で遅らせず、生後5~6か月ごろ開始するのがよいといいます。
卵など食物アレルギーのリスクが高い食材は、赤ちゃんの体調がいいときに、新鮮な食材をしっかり加熱調理して、他の食材とは混ぜないようにしましょう。1日1回、小さじ1杯程度から始めて、慣らしていきます。

―― もしも、食べたときに口の周りが赤くなるなどしたら、どうしたらいいでしょうか?

口の周りが赤くなるなどしても慌てない

回答:今井孝成さん

口の周りが赤くなるなどしても慌てなくて大丈夫です。食べられるけど、触れると症状が出る人はたくさんいます。その症状が口の周りだけであれば、食べて出た症状ではなく、触れて出た症状だと考えられます。触れた皮膚の表面にだけ反応が出るのは「かぶれ」で、食べると発疹・おう吐など全身に反応が出るのが「食物アレルギー」です。触れて症状が出ただけなら、食べることはできるわけです。

血液検査の結果だけで除去を決めず、専門医と相談する

回答:今井孝成さん

口のまわりに皮膚症状が出て、病院で血液検査をして、結果が陽性だと「食物アレルギーだ」と考えて除去を開始してしまうケースがあります。もう少し冷静に捉えて、血液検査の結果だけで除去を決めず、専門医と相談しましょう。


3大アレルゲン(鶏卵・牛乳・小麦)の食物アレルギー、どうする?

子どもの食物アレルギーの原因の上位3つは、鶏卵・牛乳・小麦で「3大アレルゲン」といわれます。小麦と鶏卵のアレルギーがある子のママの体験談を紹介します。

長女(3歳11か月)には、小麦と鶏卵の食物アレルギーがあります。現在、アレルギー専門医の指示のもと、小麦を食べる量を少しずつ増やしていく治療を進めています。小麦を5グラムから進めて、約2年間で70グラムまでクリアしました。昔と違って、今は小麦の入っていない米粉の食物などがあり感謝しています。小麦が終わったら、次は「鶏卵」の治療を頑張ろうと思っています。
(お子さん6歳・3歳11か月のママ)

―― 小麦の食物アレルギーは「食べて治す」のですか?

小学校入学までに7~8割程度の子どもは治る。「経口免疫療法」で食べられるようになる場合も

回答:今井孝成さん

鶏卵・牛乳・小麦アレルギーは、何もしなくても3歳までに半分は治り、小学校入学までに7~8割は治ります。
ただ、そうではない患者もいます。以前は「もう治らない」と言わざるをえませんでしたが、15年前ぐらいから「経口免疫療法」という取り組みが始まりました。重症患者のために始まった治療法です。症状が出ないほどの少量ずつから、注意深く、徐々に食べる量を増やしていきます。そうして過ごしていると、食べられるようになる傾向が確認されています。
食べられないと、生活する上で支障が出ることも多い鶏卵・牛乳・小麦については、このような経口免疫療法が、重症例以外にも行われるようになってきました。

専門医と相談して「食物経口負荷試験」ができる病院・クリニックで治療を進める

回答:今井孝成さん

「経口免疫療法」には注意点があります。ごく少量とはいえ、子どもが食べても症状が出ない量は、親にも本人にもわかりません。食べ始めのタイミングには危険性が生じることもあるので、必ず専門医と相談してください。経過や検査結果などを参考にしながら、「食物経口負荷試験」のできる病院・クリニックで治療を進めるのがいいでしょう。


アレルギーは遺伝するの?

現在、3人目を妊娠中です。赤ちゃんのアレルギーを防ぐ方法はあるのでしょうか。長女に食物アレルギーがありますが、私も、家系にもアレルギーはありませんでした。遺伝は関係があるのか、どうしてアレルギーになるのか気になります。
(お子さん6歳・3歳11か月のママ)

遺伝と環境などがある

回答:今井孝成さん

よくわからないことが多いのですが、親がアレルギー体質だと子どもに体質が遺伝することもあるので、素因の1つとして遺伝的な部分もあります。ただ、必ずしも遺伝的なところだけではありません。環境要素(環境中のアレルゲンが皮膚から入るなど)が多いとも考えられます。

―― 妊娠中、生まれてくる子どものアレルギー予防のためにできることはありますか?

妊娠中はできる限りストレスなくバランスのよい食事を

回答:今井孝成さん

例えば、妊婦が卵を食べないようにしたほうが卵アレルギーを予防できるかという研究がありましたが、そのようなことはありませんでした。妊娠中・授乳中にママが食事制限しても、子どもの食物アレルギー予防にはつながらないと考えられています。
妊婦が健康で、できる限りストレスのない生活を送り、バランスのよい食事をとることが大事です。

産後は赤ちゃんの皮膚のお手入れをし、離乳食の指針通りに離乳食を進める

回答:今井孝成さん

赤ちゃんが生まれたあとには、赤ちゃんの皮膚のお手入れをしてきれいな状態を保ちましょう。離乳食は指針通りに食べ始めて進めていくことが食物アレルギー予防につながると考えられます。


アレルギーを自己判断で対処するのはよくない?

アレルギーへの対処を、いろいろと自己判断でしてしまうのはよくないことですか?

正しい診断をもとに治療を進める

回答:今井孝成さん

いちばん大事なのは、正しい診断を受けることです。間違った診断でいろいろな努力をしても、必要がないことをしていることがあります。
血液検査の結果で「陽性」が出ると、多くの人が「アレルギーではないか」と誤解しがちですが、それだけでアレルギーであるとは断定できません。「陽性」は、その物質に対してアレルギー症状を起こす可能性が「ある・ない」「高い・低い」をあらわしているだけなのです。症状が出ることで、はじめて「アレルギー」と診断されます。「食物アレルギー」なら、食べて症状が出ます。「花粉症」なら、花粉の時期に症状が出て「アレルギー」と診断されます。
血液検査の結果で早とちりして、食べさせないようにしたり、食べることに過剰に神経質になったりするのは、子どものためにも親のためにもよくありません。正しい診断を得ることは、非常に重要であると考えてください。

災害時に備えて食べられないものを最小限にする努力を

今井孝成さん

災害時の食事では、食物アレルギーを考慮できないことも多いでしょう。そのような場合は、食べられるものが限定されると困ってしまいます。そのため、平時にできるかぎり食べられないものを最小限にしておく努力をしていくことも大切です。鶏卵・牛乳・小麦についての除去は最小限にしておけるとよいでしょう。


魚卵・木の実類などの食物アレルギーはどうしたらいい?

3大アレルゲン(鶏卵・牛乳・小麦)以外の食物アレルギーの場合はどうなのでしょうか。魚卵・木の実類のアレルギーがある子のママに話を聞きました。

長女(5歳)は、イクラとクルミの食物アレルギーと診断されています。3歳のときに初めてイクラのおすしを食べたとき、すぐに「気持ち悪い」と言い、おう吐し、湿疹が出て、顔が腫れてしまいました。また、4歳のときにクルミが入ったお菓子を食べたら、「口の中がかゆい」と言い、口に手を入れるほどでした。おう吐はしないものの、喉のかゆみ、顔の腫れ、湿疹などの症状が出るようになりました。
長女が食べたがらないこともあり、その後イクラとクルミは口にしていません。この食物アレルギーは、いつか治るのでしょうか。
(お子さん5歳・9か月のママ)

3大アレルゲン以外の食物アレルギーは治りにくい

回答:今井孝成さん

3大アレルゲン(鶏卵・牛乳・小麦)は治ることが多いのですが、残念ながらそれ以外の食品は、原則治らない・治りにくいと考えたほうがいいでしょう。例えば、ピーナツアレルギーがたくさんみられるアメリカでの研究報告では、ピーナツアレルギーが治るのは10%程度といわれています。おそらく、ほかの食品に関しても、同程度だと考えられます。3大アレルゲン以外の食物アレルギーの診断が確定したら、治ることはあまり期待しないで生活したほうがいいと思います。

年齢別・初めて食物アレルギーを発症したときの原因食物

1~2歳でイクラなどの魚卵類、3歳前後で木の実類による食物アレルギーの発症が増えるといいます。

年齢別・初めて食物アレルギーを発症したときの原因食物
※出典:今井孝成ほか 消費者庁「食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業」、平成29(2017)年即時型食物アレルギー全国モニタリング調査結果報告アレルギー2020;69:701-5より一部改変

鶏卵・牛乳・小麦以外の食物アレルギーの場合、原因となる食べ物を食べないことが、現時点では基本的な対応となります。
ただ、クルミなどの木の実類のアレルギーの場合、鶏卵・牛乳・小麦と同じように食べる量を徐々に増やしていく治療「経口免疫療法」が、一部の医療機関では始まっているといいます。自己判断で食べるのは大変危険なので、必ず専門医と一緒に慎重に進めましょう。
※木の実(ナッツ)類のアレルギーの「経口免疫療法」を行っている医療機関は限られています

子どもの理解度にあわせて教える

食物アレルギーで食べられないものがある場合、子どもの理解度にあわせて、自分でも判断できるように教えていくことも大切です。

とはいえ、間違って食べてしまうこともありえます。もしも、重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こしたら、救急車を呼び、すぐに受診してください。

<重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー)>

  • ぐったりしている
  • ゼイゼイしている
  • せきが止まらない
  • 何度もおう吐するなど

一刻を争うような場合は、アドレナリン自己注射薬(エピペン)を使う

今井孝成さん

アナフィラキシーで一刻を争うような場合には、「アドレナリン自己注射薬(エピペン)」があります。

アドレナリンという薬が充填されています。これを使って医療機関を受診する時間を稼ぐことが求められる子どももいるのです。重篤な患者に処方されるもので、すべての人が持つ必要はありません。

使い方は簡単です。安全キャップを取り、しっかり握りしめて、太ももの外側辺りに当てて押し込みます。薬液が速やかに注射され、秒単位で効果が出てきます。
子どもが重篤な症状を呈したことがある場合は、主治医に、子どもがエピペンを持たなくていいのかを相談するといいでしょう。


子どもの花粉症、どう対策したらいい?

次女(4歳)は、3歳のときに保育園の遠足で目が腫れて鼻水がすごく出て、検査するとスギとヒノキの花粉症と診断されました。花粉の時期には、鼻血が出やすくなったり、目をかゆがったりします。その時期は外遊びを控えたり、家に帰ったらすぐに着替えたりしていますが、薬なしではつらい症状が抑えられません。ただ、目薬をとても嫌がるので困っています。
できれば薬を飲ませたくないのですが、子どもの花粉症はどうやって対策すればいいのでしょうか。
(お子さん6歳・4歳のママ)

―― 子どもの花粉症は、増えているのでしょうか?

現在では2~3歳でも花粉症の患者がいる

回答:今井孝成さん

以前は「小学生以下の花粉症はない」と教えられたものですが、現在は2~3歳の患者もめずらしくありません。数もどんどん増えてきています。「国民病」と言っていいでしょう。

花粉症は治らないことが多い。薬は適正に使って症状の悪化を防ぐことを優先する

回答:今井孝成さん

残念ながら花粉症は治らないことが多いので、必要な場合は症状に合わせて薬を使っていきます。アレルギー薬を長期間使用することについては心配しなくても大丈夫です。例えば、薬を朝飲んで、昼にも飲むような場合は、体の中に薬の成分がなくなっているからです。これは、スギ花粉症の薬に限りません。飲み続けることで、体の中にたまっていくことや、効きづらくなることも基本的に考えなくてよいでしょう。
子どもが薬を嫌がって飲まさないでいると、目をこすってしまったり、鼻血が出てしまったりすることもあります。薬は適正に使って、症状の悪化を防ぐことを優先しましょう。
※スギ花粉症の「舌下免疫療法」など、根治を目指す治療法もあります。

つらい花粉症の時期を乗り切るための手当て法

つらい花粉症の時期を乗り切るための手当ての方法を、今井さんにいくつか教えてもらいました。

目薬

子どもが、目を開けて目薬をさすのを怖がる場合があります。

目薬:目を閉じた状態で目頭のあたりに1滴垂らす

そんなときは、子どもを寝かせて目を閉じさせましょう。子どもから見えない状態で、目の内側、目頭のあたりに目薬を1滴垂らします。それから、子どもに目をゆっくり開けさせると、自然に目の中に入っていきます。この方法だと、怖がらずに点眼できる場合が多いです。
※目の周囲を清潔にしてから行いましょう

目や皮膚がかゆいとき

目や皮膚がかゆいときは冷たいタオルを優しく当てる

目や皮膚がかゆいときには、冷やしてあげるとかゆみが収まってきます。冷たいタオルを優しく当てるだけでも効果があります。

鼻が詰まるとき

鼻が詰まるときは温かいタオルを鼻に当てる

お風呂に入ると鼻が通るようになる経験をしたことがあるかもしれません。温かいタオルを鼻に当てて様子をみるのも1つの方法です。
※やけどに注意しましょう

鼻の周りの肌荒れ

鼻の周りの肌荒れは、ワセリンを塗って皮膚を保護する

鼻の症状が強いと鼻をかむので、鼻の周りの肌が荒れることがあります。定期的に鼻の周りを中心に、塗り薬やワセリンで皮膚を保護しましょう。


子どものアレルギーとのつきあい方

最後に、子どものアレルギーとのつきあい方のポイントを聞きました。

正しい診断をもとに、信頼できる医師と一緒に治療を進める

今井孝成さん

いちばん大事なのは、たしかな診断を得ることです。アレルギーの治療はどうしても長くなるので、長い経過の中で信頼できる医師とめぐりあい、医師と共に正しい情報を得て、子どもたちのために健やかな日々が送れるように過ごしていただくことが大事だと思います。

※記事の内容や専門家の肩書などは放送当時のものです