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  • 2024年1月9日

食品値上げ2024年どうなる 消費者物価指数の上昇率は 物価高いつまで

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2024年、食品の値上げの見通しはどうなっているのでしょうか。帝国データバンクが11月30日の時点で国内の食品メーカー各社の公表に基づき調査したところ、2024年1月から4月までに値上げが予定されている食品は、2023年の同じ時期と比べて大幅に少なくなる見通しです。消費者物価指数の動きとあわせまとめました。

東京23区 去年1年間の消費者物価指数は

東京23区の去年(2023年)1年間の消費者物価指数は、速報値で、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が前の年と比べて3.0%上昇しました。上昇率は前の年の2.2%から拡大していて、1年間の上昇率が3%台となるのは、第2次オイルショックの影響があった1982年以来、41年ぶりです。

食料品の値上げが相次いだことなどが主な要因で、「生鮮食品を除く食料」は8.0%の大幅な上昇となりました。

食品値上げ2024年1月~4月 前年同期比で大幅減

国内の主な食品メーカー195社を対象に帝国データバンクが11月30日の時点で各社の公表に基づき調査したところ、2024年1月から4月までの間に値上げが予定されている食品は、あわせて1596品目となりました。 
これは前年、2023年の同じ時期の6785品目から、76.4%の減少となります。

調査会社は、円安の長期化や物流費などの上昇が続くなか、2024年後半にかけて断続的な値上げが行われる可能性もあるとしていて、各社の値上げの動きがどのようになるかが焦点となります。

一方、12月の予定も含めた2023年1年間の値上げの品目数は、あわせて3万2395となり、2022年の1年間と比べて25.7%の増加となっています。

「頻繁に購入するもの」の上昇率は

総務省は消費者物価指数について生鮮食品を含めた582品目について調査し、毎月、公表していて、この中では消費者が購入する頻度ごとにわけて上昇率をまとめています。

このうち、年間15回以上購入する「頻繁に購入するもの」とした食料やガソリンなどの44品目の上昇率は、2023年11月は6.4%でした。9月は9.1%、10月は8.3%で11月は前の月から1.9ポイント下がったものの、生鮮食品を含めた全体の上昇率の2.8%を上回っています。

上昇率 ねぎ29% 中華めん12.3%

「頻繁に購入するもの」とした品目ごとに11月の上昇率をみると、「ねぎ」が29%、「キャベツ」が28.3%、「中華めん」が12.3%、「せんべい」が11.6%、それに「ガソリン」が3.9%上がっています。

野村総合研究所 木内登英エグゼクティブ・エコノミスト 
「購入頻度が高い品目の物価の動きは、消費者が実際に感じるものだといえ、全体の上昇率と比べてより高くなっている。購入頻度が高い食品などの生活必需品は欠かせないため家計の圧迫感が強く物価が高いという実感が増している」

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