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  • 2023年9月29日

蚊が増えてきた?猛暑や大雨との関係は 有効な対策 注意はいつまで

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「気温が下がって蚊が増えたなって感じがします」「刺されましたたくさん刺されました」 
蚊の研究を30年以上続けている千葉県の専門家は、この夏は猛暑で活動が鈍かった蚊が、10月が近くなって活発になってきていると指摘しています。有効と考えられる対策やいつまで注意する必要があるかなど聞きました。

売上伸ばす 蚊の対策用品

東京・渋谷にある薬局では例年より1か月以上遅れて蚊の対策商品が売り上げを伸ばしています。この薬局ではことしの夏も、蚊取り線香やスプレータイプの蚊の対策商品を店頭にずらりと取りそろえてきました。 
ただいつもの年は8月ごろから売り上げを伸ばす対策商品がことしは10日ほど前から販売が好調になってきました。

ヨコタ薬局 横田秀実さん 
「9月は前月の2倍近い売り上げです。しばらくは対策商品の品ぞろえを維持していきたいです」

“10月近くなって蚊の活発に”

この夏は猛暑で活動が鈍かった蚊が、10月が近くなって活発になってきていると指摘しているのは、蚊の研究を30年以上続けている害虫防除技術研究所の白井良和所長です。

気温が蚊の活動にどのような影響を及ぼすか実験したところ24度ほどの気温の箱と35度ほどの気温の箱の中に蚊を入れていますが、涼しい箱の方がより蚊に刺されるという結果でした。

“蚊が活発になる気温の時間帯が増えてきた”

白井所長によりますと、これまでに行った実験で蚊は気温がおよそ35度を超えると活動が鈍くなることがわかっているということです。 
このところの暑さの和らぎで、蚊が活発になる気温の時間帯が増えてきたため、身近に蚊が増えてきたと分析しています。

一方で、ことしの猛暑によって幼虫の成長が促されたと見られることに加え、9月の大雨で各地に水たまりができたことなどから蚊が増える環境が整っていると指摘しています。

有効な対策は いつまで注意

白井所長によりますと、蚊は体の熱や息をする際の二酸化炭素に近づいてくるといいます。有効な対策は、虫よけ剤を使うことや、黒っぽい服よりも明るい色でゆったりしたサイズの服を着ることが望ましいということです。

害虫防除技術研究所 白井良和所長 
「この時期にしては、ことしは蚊が多いと感じます。蚊は玄関のドアの開け閉めなどの際に家の中に入ってきます。11月いっぱいは注意してほしい」

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