もっとニュース

  • 2023年4月12日

大型連休の観光に影響?暖かさで富士スバルライン ネモフィラが

キーワード:

「統計を取り始めてから最も高い…」関東甲信では3月、平均気温が各地で平年を大きく上回りました。この状況で、花の見頃が例年より早まっていて、関東地方では大型連休中の一部のバスツアーの予約状況に異変が起きています。各地の気温や春の花の状況、今後の見通しなどについてまとめました。

富士スバルライン 過去10年で最も早く

富士山の5合目と山梨県側のふもとを結ぶ有料道路、「富士スバルライン」は、毎年、雪が積もる冬の間は一部区間が通行止めとなりますが、4月11日に全線で開通しました。

ことしは暖かい日が続いて雪どけや除雪が進み、全線開通は去年より11日早く、過去10年で最も早いということです。

この日、関東甲信は各地で気温が上がり、ところによって6月下旬並みの暑さとなりました。

関東甲信の気温 3月の天候まとめ

気象庁が発表した3月の天候まとめによりますと、3月の平均気温は平年と比べて、前橋市で4.3度、長野市で4度ちょうど、宇都宮市で3.9度、水戸市で3.8度、埼玉県熊谷市で3.7度、千葉市で3.6度、東京の都心と横浜市で3.5度、甲府市で3.3度などといずれも高くなりました。

統計の対象としている関東甲信の24地点中、東京の都心や埼玉県熊谷市、千葉市、横浜市、水戸市、宇都宮市、前橋市、甲府市、長野市など22か所で、1946年に統計を取り始めてから3月としては最も高くなりました。 
東京では1876年の観測開始以降の148年間で3月の平均気温としては最も高くなりました。

花の見頃が早まり異変も

3月は平均気温が高く、花の見頃が例年より早まっています。千葉県館山市のぼたんも例年より2週間ほど早く開花しました。 
さらに茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園では、丘一面を青一色に染めるネモフィラの花が平年よりも7日早く4月8日に見頃を迎えたということです

この状況で関東地方では大型連休中の一部のバスツアーの予約状況に異変が起きています。ことしは、人気がある春の花々の見頃が早まった影響で大型連休中の予約が伸び悩み一部のツアーは4月11日の時点で実施されるか、確定できない状況だということです。

はとバス広報室 伊藤百那さん 
「花を観賞するコースは大型連休中が予約のピークですがことしは今月22日からの週末がピークとなっています。連休中も、ほかの種類の花は楽しめるので、ぜひ乗車してほしいです」

関東甲信の気温 気象庁の長期予報では

3月、東京ではサクラの開花が14日と、ソメイヨシノでは全国で最も早い発表となり、2020年、2021年と並んで統計を取り始めてから最も早くなりました。

この3月の気温について気象庁は「日本付近を流れるジェット気流が平年より北を流れたため寒気の南下が弱く、関東甲信は暖かい空気に覆われやすかったため、広い範囲で気温の上昇につながった」と分析しています。

気象庁の長期予報によりますと関東甲信では4月から6月にかけて暖かい空気に覆われやすく気温も平年より高くなると予想されています。

あわせて読みたい

ページトップに戻る