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コロナ定点把握 感染者数の前週比 東京 神奈川 埼玉 千葉~9月10日

  • 2023年9月14日

新型コロナの定点把握による感染者数について、9月10日までの1週間の状況です。千葉県は全国で3番目、埼玉県は全国で4番目に多くなっています。全国に加え、関東地方の1都3県の状況や分析をまとめました。
(発表時点の感染者数です)

全国 前週の0.98倍 千葉や埼玉が感染者数上位に

厚生労働省によりますと9月10日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から1545人減って9万9744人となりました。
また、1つの医療機関あたりの平均の患者数は20.19人で前の週の0.98倍となりました。

都道府県別では、多い順に宮城県が32.47人、岩手県が29.87人、千葉県が27.45人、埼玉県が26.95人、石川県が25.65人などとなっていて、25の府県で前の週より増加しています。

このほか、9月10日までの1週間に新たに入院した人は全国で1万1566人で、前の週と比べて1744人の減少となりました。
 

厚生労働省
「新型コロナの5類移行後緩やかな増加傾向が続いていて、前の週からは減少したもののほぼ横ばいだといえる。年齢別では20歳未満が増加している一方でそれ以外は減少していて、学校再開などの影響が続いているとみられる。引き続き、感染対策を徹底してほしい」

東京都 4週間ぶりに減少

14日、都庁で感染症の対策会議が開かれ、都内の新型コロナの感染者数が公表されました。
それによりますと、定点把握の対象になっている都内419の医療機関のうち、417か所から報告があり、9月10日までの1週間の感染者数は6824人で、1医療機関あたり16.36人でした。これは前の週の17.01人の0.96倍で、4週間ぶりに減少しました。

また、今月11日時点での入院患者数は2353人で、前の週より429人減りました。

神奈川県 4週連続最多に

神奈川県は先週1週間の定点把握による感染状況を公表し、1医療機関あたりの新規の感染者数は21.43人と4週連続で最多を更新しました。

埼玉県 15週連続で増加

埼玉県が13日に発表した新型コロナの感染状況によりますと、9月10日までの1週間に定点把握の対象となっている261の医療機関から報告のあった新たな感染者は7033人でした。1医療機関あたりで26.95人となり、15週連続で増加しています。

年代別では、10歳未満が1695人、次いで10代が1661人と20歳未満が半分近くを占め、若い世代で感染が急速に広がっているということです。また、50代が704人、40代が701人などなっています。

埼玉県
「引き続き感染者が増加しているため、体調がすぐれない時は早めに医療機関を受診してほしい。また、手洗いやうがい、マスクをするなどの感染対策を行ってほしい」

千葉県 前週に比べ減少

千葉県は、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表しました。9月10日までの1週間の1医療機関あたりの新たな感染者数は27.45人で前の週の28.68人と比べ4.3%減少しました。

年代別では10歳未満が最も多く、次いで10代、40代となっています。

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