1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. もっとニュース
  4. コロナ定点把握 感染者数の前週比 東京 神奈川 埼玉 千葉~9月3日

コロナ定点把握 感染者数の前週比 東京 神奈川 埼玉 千葉~9月3日

  • 2023年9月7日

定点把握による新型コロナの感染者数について、9月3日までの1週間の状況です。全国では前週の1.07倍と、3週連続で増加しています。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県でも、いずれも前の1週間を上回りました。全国に加え、関東地方の1都3県の状況や分析をまとめました。
(発表時点の感染者数です)

全国 3週連続で前週と比べ増加

厚生労働省によりますと9月3日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から7497人増えて10万1289人となりました。

また、1つの医療機関あたりの平均の患者数は20.50人で前の週の1.07倍となりました。前の週から増加が続くのは3週連続となります。

都道府県別では、多い順に、岩手県が35.24人、宮城県が32.54人、秋田県が30.61人、千葉県が28.68人、茨城県が27.74人などとなっていて、37の都道府県で前の週より増加しています。

厚生労働省
「お盆明けから緩やかな増加傾向が続いている。20歳未満の人たちで増えていて学校再開の影響も懸念されることから、引き続き基本的な感染対策を徹底してほしい」

東京都 前週に比べ増加

東京都は7日、都内の新型コロナの感染状況について、モニタリング項目を発表しました。それによりますと、定点把握の対象になっている都内419の医療機関のうち、414か所から報告があり、9月3日までの1週間の感染者数は、あわせて7043人で、1医療機関あたり17.01人でした。これは前の週の14.53人の1.17倍で、3週連続で増えました。

また、9月4日時点での入院患者数は2782人で、前の週より98人増えました。

専門家
「全ての年代で前の週よりも増加している。搬送に長時間かかる事例も発生して、救急医療の厳しさが増している」

神奈川県 前週に比べ増加

神奈川県によりますと、9月3日にかけての1週間は、県内367の医療機関から7461人の新規感染者の報告があり、1医療機関あたりの平均は20.33人と、前の週を2.23人上回り、3週連続で増加しました。
今週の公表分は先週に続いて最多を更新しました。

埼玉県 前週に比べ増加

埼玉県が6日に発表した新型コロナの感染状況によりますと、9月3日までの1週間に定点把握の対象となっている261の医療機関から報告のあった新たな感染者数は6689人でした。
1医療機関あたりで25.73人となり、前の週と比べて(5844人・22.74人)13%増えていて、14週連続で増加しています。

年代別では、10歳未満が1499人と最も多く、ついで10代が1042人、50代が800人、40代が740人などと続いています。

埼玉県
「10歳未満が、前の週と比べて1.4倍と大幅に増加している。子どもの体調がすぐれない時は医療機関に電話で相談のうえ、早めに受診してほしい」

千葉県 前週に比べ増加

千葉県が発表した新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況によりますと、9月3日までの1週間の1医療機関あたりの新たな感染者数は28.68人でした。前の週の25.68人と比べ11.7%増加しました。

年代別では10歳未満が最も多く、次いで10代、40代となっています。

ページトップに戻る