ガソリン価格 東京都 最高値に迫る 群馬 栃木 茨城は最高価格に～背景と見通しは？～

ガソリン価格 東京 最高値に迫る

東京都内のレギュラーガソリンの小売価格は21日時点で、1リットルあたり185.5円となり、過去最も高かった186円に迫っています。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、都内のレギュラーガソリンの21日時点の平均の小売価格は185.5円で先週より1.7円値上がりしました。
値上がりは9週連続で、これまでで最も高かった2008年8月4日の186円に0.5円まで迫っています。

東京以外の関東の6県では、値段が高い順に群馬県が186.6円、神奈川県が186円、栃木県が184.1円、茨城県が181.9円、埼玉県が180.7円、千葉県が180.6円となっています。

このうち、群馬県と栃木県、茨城県は、記録の比較できる2004年以降で、最も高い価格となりました。

これまでの最高値は、神奈川県、東京都内、千葉県、埼玉県は2008年8月4日に記録しています。

全国平均は183.7円 要因と今後の見通し

レギュラーガソリンの小売価格は21日時点の全国平均で、1リットルあたり183.7円となり、先週から1.8円値上がりしました。値上がりは14週連続で、15年ぶりの高値が続いています。

国の委託を受けてガソリン価格の調査をしている石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの小売価格は21日時点の全国平均で、183.7円先週から1.8円値上がりしました。

値上がりは14週連続で、2008年8月以来、15年ぶりの高値が続いていて、統計が公表され始めてから最高値の185.1円に迫る水準となっています。

ただ、経済産業省は、補助金によってガソリン価格は、12円抑制されたとしています。

また、24日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットルあたり10円の補助金を支給することにしています。

今後の見通しについて石油情報センターは次のように話しています。