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ガソリン代 節約 エコドライブで燃費向上 ポイントは?帰省や旅行の前に

  • 2024年4月30日

遠出する機会も多くなる大型連休、夏休み、帰省のシーズン、ガソリン代も気になるところです。JAF=日本自動車連盟はガソリン代を抑える運転方法を推奨しています。「エコドライブ」を実践するポイントについてまとめました。【更新 4月30日】

エコドライブのポイント

JAFでは、運転方法などの工夫により燃料の消費量を減らす「エコドライブ」の実践が大切だとしていて、主なポイントとして、発進時の「ふんわりアクセル」、減速時の「早めのアクセルオフ」、「不要な荷物をおろすこと」などをあげています。

発進時は「ふんわりアクセル」

ガソリン車は発進時に多くのガソリンを使用するため、アクセルを踏む場合は急発進を避け、ふんわりと踏み込むことが有効だとしています。
そのためには、シートの位置をブレーキを強く踏んだ時にひざが伸び切らないよう設定し、つま先だけなく、足裏全体を使って踏み込むことが重要で、発進から5秒ほどかけておよそ時速20キロになるように踏むとよいとしています。

減速時の「早めのアクセルオフ」

減速する場合は、急ブレーキを避けるため、前方の道路状況を確認して早めにアクセルから足を離すと、エンジンブレーキが作動し2パーセント程度、燃費が改善するということです。

出発前に不要な荷物はおろす

また、車の燃費は、荷物の重さに大きく影響されるということで、例えば100キロの荷物を乗せて走ると、3パーセント程度燃費が悪くなるといい、出発前に不要な荷物をおろすことも効果的だとしています。

このほか、夏休みや帰省のシーズンは渋滞に巻き込まれないよう、事前に目的地までの道路状況を確認し、混雑を避ける工夫も重要だということです。
JAFによりますと、20パーセント燃費が向上すると、ガソリン代はおよそ17パーセント削減できるということです。

JAF東京支部 「認定セーフティアドバイザー」由水雅也さん
「燃料価格の高騰が続いていますが、小さな積み重ねで燃料の消費を抑えることができ、環境にも優しく交通安全も心がけた運転になるので、ぜひ実践してほしいです」

ガソリン価格の動向は

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの小売価格は4月22日時点の全国平均で1リットルあたり175円で、前週から0.1円値上がりしました。

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