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東京 江戸川区長選挙 候補者アンケート 実現したい政策など詳しく

  • 2023年4月19日

東京・江戸川区の区長選挙は4月16日に告示され、23日に投票日を迎えます。今回は2期目を目指す現職に新人1人が挑みます。
NHKでは、候補者の訴えや考えをアンケートで聞きました。
※候補者の回答は原則そのまま掲載しています。

 江戸川区長選挙に立候補しているのは、届け出順にご覧の方々です。

井上アナ

江戸川区長選挙に立候補している候補者の人たちがどんな政策を訴えているのか、まずは、江戸川区の地形的な特性といえる課題から聞きました。

上原アナ

江戸川区は、陸地の7割が満潮時の海の高さよりも低い「海抜ゼロメートル地帯」で、想定される最悪の雨が降って川が氾濫した場合、区内のほとんどが浸水してしまいます。水害からの避難対策はどのように考えていますか?

水害からの避難対策は

瀬端氏

国と区が進めるスーパー堤防は完成までに荒川で1400年、江戸川で650年かかる。気候危機の時代に見合う現実的な堤防強化、内水氾濫対策、垂直避難の強化。

斉藤氏

人命を最優先します。まずは、ご自身で動くことが困難な方の避難計画を策定して、避難行動の実効性を確保します。そして、いざという時には状況を的確に把握して、広域避難を含め、速やかな避難を呼びかけます。お一人おひとりの状況に応じ、安全に避難行動がとれるよう、日頃からの周知活動にも取り組みます。

 

 

続いても、江戸川区の特徴といえる質問です。

上原アナ

都によりますと、江戸川区は外国籍の住民が都内の区市町村で2番目に多いんです。
こうした外国籍の住民と日本人の住民が、どのようにお互いを理解していくか、考えを教えてください。

外国籍の住民と日本人の住民 どう互いに理解?

瀬端氏

文化の違いをリスペクトする多文化共生社会の推進。言葉の壁を乗り越える多言語化、希望者への日本語学習支援の強化。外国人差別をなくす就労支援対策。

斉藤氏

今後、外国人が益々増えていくことが推計されています。外国人を含む多様な区民との共生は大切なテーマであり、そのためには互いの声を聴き、知ることが重要です。HP・SNSの活用やタウンミーティングの開催、区民同士の交流の場の創設等、様々な手法を用いて相互理解を深め、「ともに生きるまち」を実現していきます。

 

 

最後に、いまの江戸川区の課題、足りないと思っていることはなんですか?

江戸川区の課題 足りないことは?

瀬端氏

全都1位、全国2位の積立基金など豊かな財政を生かす福祉推進の心。保育・教育に必要な人手不足を解消し、困難な現場を支援する姿勢。

斉藤氏

区民の生命・財産を第一に考えると、防災力と防犯力をさらに高める必要があります。今では水害時の排水・貯水機能は向上し、住宅の耐震化率は23区№1、犯罪件数はピーク時から80%減少し戦後最少となるなど成果も出ています。これらの発信もまだ足りない部分があるので、区の魅力と併せ広く伝えるため、力を注ぎます。

 

各候補のアンケートの回答の詳細は、こちらの候補者アンケートのサイトに掲載されていますので、参考にしてください。

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