1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. もっとニュース
  4. 東京 台東区長選挙 候補者アンケート 実現したい政策など詳しく

東京 台東区長選挙 候補者アンケート 実現したい政策など詳しく

  • 2023年4月19日

上野や浅草など観光地や古くからの町並みが残る一方、新しい住民が次々に移り住んでいる東京・台東区。
その台東区の区長選挙が4月16日に告示され、23日に投票日を迎えます。
次の4年間の舵取りを誰に任せるのか。
今回は3期目を目指す現職に新人1人が挑みます。
NHKでは、候補者の訴えや考えをアンケートで聞きました。 
※候補者の回答は原則そのまま掲載しています。

台東区長選挙に立候補しているのは、届け出順にご覧の方々です。

井上アナ

台東区長選挙に立候補している候補者の人たちはどんな主張をしているのでしょうか。

上原アナ

まずは厳しさを増す物価高について。どのような対策で区民の生活を支えるのかを聞きました。 

物価高対策について

服部氏

今年1月からは、23区で最初に学校給食の食材調達への全面支援や、幼稚園、こども園保育園などへの副食費等補助、子供食堂等実施団体への支援を行い、家計の負担が増している子育て世帯を支援。公衆浴場の経営安定化を図るため、緊急対策として燃料費支援事業を実施。高齢者の入浴券の拡充も図ります。

堀越氏

子育て政策が優先されてきたが、今後は高齢者の社会保険料増額に対して迅速で効果的な激変緩和措置を行うなど。子育て世代も高齢世代も安定した暮らしが保てるバランスのとれた区を目指す。

 

 

台東区には浅草など国内有数の観光地がありますが、新型コロナで外国人観光客が減ってしまって、経済的に大きな打撃がありましたよね。 

 

でも、新型コロナの影響も収まりつつあることから、インバウンド需要の回復が見込まれているんです。そうしたなかで、台東区の観光をどのように盛り上げていくか聞いてみました。 

区の観光どう盛り上げる?

服部氏

浅草流鏑馬、隅田川花火大会の実施も決まりました。台東区は、クラブツーリズム(株)と観光分野における連携協定を締結。区内の銭湯で「営業時間前の浴場貸切・奥浅草の銭湯撮り比べ」などの様々なツアーを企画。SDGsの理念に基づき作成した「教育旅行誘致用プロモーション教材」を活用し、修学旅行などを誘致します。

堀越氏

インバウンド復活で活気がある内に、コロナ禍で疲弊した経営を戻しながら、今後は内需拡大を土台とする国内向け政策の充実、eコマース推進、更にはゼロゼロ融資後の支援を積極的に行う。

 

 

台東区は東部を隅田川が流れ、低い土地が多くを占めているので、河川の氾濫リスクが気になりますよね。

 

今後、どのような防災対策に力を入れていくか聞いてみました。

今後力を入れる防災対策は?

服部氏

荒川氾濫など大規模水害が発生した場合に備え、台東区は㈱近畿日本ツーリストと移送手段を早急に確保する協定を締結。同社提携のバスが避難困難者への移動支援を実施。広域避難用施設への移送を行います。今年は関東大震災100年の節目の年。推進会議を立ち上げ、防災・減災対策や啓発活動を推進します。

堀越氏

垂直避難を含めた迅速な避難体制の周知、一時避難場所の現実的な見直し。更には地域毎の特性を考慮した個別細分化された防災マニュアルの早期策定。そしてペット同伴の避難体制も構築する。

 

 

紹介した質問のほかにも、「台東区の魅力」や「足りないと思うところ」、「少子化対策・子育て支援」などについても、それぞれの候補者の考え方を聞いています。詳しくはこちらの候補者アンケートのサイトを参考にしてください。

 

 区長選挙は、ふだんの生活にダイレクトに影響する身近な選挙です。ぜひ投票する際の参考にしていただきたいと思います。

ページトップに戻る