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さいたま市の事例で学ぶ 特殊詐欺の対策と手口「偽札の捜査で現金渡せに注意」【動画あり】

  • 2024年3月6日

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「偽札の捜査で現金渡せに注意」です。

“犯人が捕まればお金は返ってきます”

ことし1月、さいたま市に住む80代の女性の自宅に警察官を名乗る男から「偽札の捜査をしているので協力してください。お札の下3桁の番号で偽札の可能性が高いか分かります」と電話がありました。

そして「指紋を取ったり番号を確認したりするので、自宅にある紙幣を渡してください。犯人が捕まればお金は返ってきます」と言うのです。

話を信じた女性は、自宅を訪れた警察官を名乗る男に現金170万円を渡し、だましとられてしまいました。

皆さんへのお願いです!

皆さんへのお願いです…「偽札の捜査で現金渡せに注意」

突然、警察官を名乗り「捜査に必要」なんて言われると焦ってしまうかもしれませんが、それが詐欺グループの狙いです。あなたを焦らせてお金をだまし取るつもりなんです。

警察官が自宅を訪れて「現金を渡せ」と言ってくることは絶対にありません。

相手が警察を名乗っていても、お金やキャッシュカードの話が出たら詐欺を疑い、いったん電話を切ってあなたのほうから家族や警察に相談してください。

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