詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「暗証番号使用で交換必要」に注意です。
1月、埼玉県朝霞市に住む70代の女性の自宅にカード会社の社員を名乗る人物から電話がありました。
そして、「高級ブランドのバッグが購入された履歴が残っています。念のためカードを止めておきました。このあと総務省から連絡があります」と言われました。
翌日、総務省の職員を名乗る人物から電話があり、「暗証番号が不正に使われたので新しいカードに取り替えたほうがよいです。改めて連絡します」と言うのです。
女性は、まったく身に覚えのない内容だったため警察に連絡し、被害を免れることができました。
皆さんへのお願いです…「暗証番号使用で交換必要に注意!」
クレジットカードが不正に使用されたと言われると不安に感じてしまいますが、詐欺グループはその不安につけこんでカードをだましとったり、暗証番号を聞き出したりしてきます。
まずは落ち着いて利用状況を確認し、警察や家族に相談してください。