東京・世田谷区の事例で学ぶ 特殊詐欺の対策と手口「上司の息子に渡して」に注意【動画あり】

“お金が必要で困っている…”

東京・世田谷区に住む70代の女性の自宅においを装った男から「電車の中にかばんを置き忘れた。かばんは見つかったが、会社のカードを止められてしまい、使えなくなってしまった。きょう中にお金が必要で困っている」と電話がありました。

その上で、「自分は会社で手続きがあり、取りに行けない。代わりに、上司の息子が行ってくれることになったので渡してほしい」と伝えてきたということです。

この話を信じた女性は自宅を訪ねてきた上司の息子を名乗る男に現金120万円を渡してしまいました。

今回のポイントは…

今回のポイントは…「上司の息子に渡してに注意」

詐欺グループは、あなたが家族を大切に思う気持ちを逆手にとって現金をだまし取ろうとします。
たとえ家族を名乗っていても電話でお金の話をされたらまずは詐欺を疑って電話を切り、本人に直接確認したり警察に相談したりしてください。