特殊詐欺の手口と対策 “のどの調子が悪い”に注意！

5月24日、神奈川県葉山町に住むひとり暮らしの80代の女性の自宅に、息子を名乗る男から「のどの調子が悪く、入院するかもしれない」と電話がありました。

続けて男は「公衆電話に財布と携帯を置き忘れてしまった。仕事のお金をきょう中に入金しなければいけない」というのです。

さらに、上司を名乗る男が電話に出て、「お金が足りないので用意して欲しい」などと要求。
話を信じた女性は自宅を訪ねてきた部下を名乗る男に現金300万円を渡してだまし取られてしまいました。

皆さんへのお願いです。「“のどの調子が悪い”に注意！」

詐欺グループは、本当の息子や孫の声と違うことを不審に思われないよう、「のどの調子が悪い」と言ってきます。そして、「入院する」とか「仕事で金が必要だ」などといって現金を要求してきます。
このような電話は詐欺の疑いが濃厚ですので、いったん電話を切ってすぐに警察や家族に相談してください。