詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。
実際にあった手口をお伝えします。
今回のテーマは「“身に覚えのない自動音声の電話”に注意!」です。
ことし2月、川崎市に住む50代の男性の携帯電話に、「アプリの未納料金がある」という自動音声の電話がかかってきました。
男性が音声に従って指示されたボタンを押すと、通信会社の社員を名乗る男につながり、料金50万円を支払うよう求められました。
男性のもとには、このあと、内閣府の職員や警察官を装った男から「あなたの携帯電話からウイルスが拡散していて、6000万円近くの被害が出ている」とか、「あなたには詐欺の容疑がかかっていて示談金が必要だ」といった、電話が次々にかかってきました。
話を信じた男性は、示談金の名目で指定された口座に現金を振り込むなどしてあわせて2150万円をだまし取られてしまいました。
皆さんへのお願いです。「“身に覚えのない自動音声の電話”に注意!」
警察によりますと詐欺グループは機械的な音声を流すことで事実だと信じさせたり、警戒心を弱めさせようとします。身に覚えのない支払いを求める自動音声の電話は詐欺の疑いがあります。
すぐに家族や警察に相談してください。