浜松市天竜区佐久間 古部由子さん「助け合って生きている」
- 2023年12月07日
浜松市天竜区の佐久間地域で出会った古部由子(ふるべ・よしこ)さん・83歳。日課は近所のお友だちとのお喋りやお散歩。お互いに助け合いながら暮らしていけることが幸せだと話してくれました。
仕事にまい進してきた人生
「夢中でやり切った」
笑顔がとってもキュートな古部由子さんは天竜区佐久間出身の83歳。若い頃に結婚して天竜区の別の集落に移り住みましたが、今は佐久間に戻って一人暮らしをしています。
古部さんが得意とするのが、なんと82歳まで仕事として続けてきた「裁縫」です。
29歳のときに裁縫を始めて、去年までは自宅で内職として全国の旅館におろす浴衣や前掛けをつくっていたんだそう。
仕事をやっていたときは、毎朝6時半から夕方4時まで夢中になって誠心誠意やってきたよ。ものづくりが好きで、ミシンを踏むことも好きだったの。気持ちの面で「仕事をやり尽くした」と思えるよ。そんな日々を振り返るとしあわせなの。
日課は友達との散歩
1日に7,000歩あるく!!
日課は近所のお友達と片道40分の道のりをお散歩すること。坂道も多い佐久間地域で往復80分の道を歩くのはなかなか疲れそうですが・・・
途中のベンチで休みつつ歩くの。ずっと喋っているとあっという間だよ。夏は1日に2回同じ道のりを友達と歩いていたね。季節によって移り変わる佐久間のまちを見るのが好きなのよ。
近所のお友達とも古部さんの自宅で定期的に「女子会」を開いているそうで「話したことはここに置いていく」ことになっているんだそうです。女子会は何歳になっても“ここだけの秘密”が鉄則ですよね♪
最後に佐久間の好きなところを教えてください!
人間関係がすごくよくてお互いに助け合って生きていっているところが好き。みんな思いやってくれる。みんなが守ってくれるからここで暮らしていられる。みんなのおかげなの。元気で長生きして、この地域を守っていきたい。そうしたら、この地域から出ていった人がまた戻ってきてくれると思うから。
シリーズ「だもんで、浜松市。」
テレビとWEBで浜松市の魅力をたっぷりとお伝えします。
地域番組 12月8日(金)(午後7時半~)
「たっぷり静岡+ だもんで、浜松市天竜区。」
ラムネにガムにあめ、昔懐かしいお菓子が棚いっぱいに並ぶ山あいの街の駄菓子屋さん。そこに集まる子どもたちに密着し、いまどきのリアルな会話や遊びをご紹介します。
森林面積が9割という天竜区は、かつては9万人が暮らしていたほど林業が盛んでした。今も毎朝鉄を打つ鍛冶屋さん、山で採れたこんにゃくを練る女性たち、昔も今も、森とともに生きる人たちの暮らしを、「音」を通してお伝えします。
年に一度、山あいのまちが燃え上がる「綱引き合戦」。隣り合う長野県の地区と、「領土」をかけて戦います。外から働きに来ている若者の力も借りながら、地区の人たちが一丸となって取り組む様子をドキュメントします。果たして勝負の行方は・・・!?
5つの地区からなる浜松市天竜区、その全ての地区をたっぷり紹介します。
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