初ガツオは"たたき"がおいしい！矢澤剛気象予報士が挑戦！

カツオがおいしい季節がやって来ました！
スーパーでも、初ガツオをよく見かけるようになりましたよね。
宮城は、気仙沼港での生鮮カツオの水揚げが、26年連続日本一。
私（矢澤）も大好きな魚です。
そんな私、実は大のキャンプ好き！休日をねらって、2週間に1度は出かけています。
そこで、この時期においしい初ガツオの料理に挑戦してきました。

【脂少なくあっさり！初ガツオ】

そもそも、カツオの旬は年に2度、初夏の「初ガツオ」と秋の「戻りガツオ」があります。
100ｇあたりのカロリーでみますと、
秋の「戻りガツオ」は165キロカロリーなのに対して、
「初ガツオ」は114キロカロリーと、その差は50キロカロリーほど。
ですから脂が少なくさっぱり食べられるのが、この時期の初ガツオの良さですね。
おいしいのはやっぱり「たたき」！ということで、キャンプでわら焼きに挑戦してきました。

【串を通す】

まずは、カツオに串を刺していきます。
身の横から、3本から5本ほどを扇の形に広がるように通すことで、
この後ひっくり返す動作がしやすくなります。

【わら焼き】

続いて、たき火台にわらを敷いていきます。
わらはホームセンターなどに売っています。
着火したら、カツオを皮から焼いていきます。
中まで火を通すと、身が固くなってしまいます。
強火でガンガンと1～2分。焼き目を付けたらOKです。

【カットして盛り付け】

串から外して、食べやすい大きさにカットしていきます。
せっかくの屋外でのキャンプ。豪快に分厚く切り分けてみました。

最後に、にんにく、みょうが、大葉、しょうがと薬味を添えて完成！
我ながら、中々上手に盛り付けられました。

【香ばしさが口いっぱいに広がる！】

早速いただきます！
…わらで焼いたことでカツオに香ばしさが加わり、食べると口いっぱいに広がりました。
ポン酢でいただくのも良いですし、塩で食べてもおいしかったです！
さっぱりとした脂も、これから暑い夏にぴったりでした。

ちなみに、カツオはにんにくと一緒に食べることも多いかと思います。
カツオとにんにくの食べ合わせは、疲労回復の効果があるそうです。
おいしいだけじゃなくて、理にかなっているんですね。

今回はキャンプでのわら焼きをご紹介しましたが、東北も11日（日）に梅雨入り。
おうちでカツオのたたきを自分で作ってみるのも楽しそうですね。