NHKさいたまブログ

今年はW杯の活躍やアジア大会優勝で女子サッカーも盛り上がりました。そのプロリーグ、WEリーグが開幕。県内にある3チームに今シーズン抱負や新戦力などを電話で繋いで聞きました。

また、J1浦和レッズのサポーターにはスタジアムでインタビュー、退任が決まったスコルジャ監督の手腕への評価や若手選手の入れ替えなどについての声も紹介。「真っ赤なさいたま―ずさん」水内猛さんに今後の課題などをうかがいました。

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埼玉県は、女子サッカープロリーグ・WEリーグには3チームがホームを置く唯一の県です。

そこで、11月から開幕したばかりのシーズンの抱負を各チームの関係者に伺いました。

まず、ちふれASエルフェン埼玉から。
遠征に移動する直前の池谷孝監督が、自ら語ってくれました。「DFを強化して、シンプルに攻める為のサッカー頭を作る事に取り組んでいる」という話がありました。(22日現在で)2連敗中ではありますが、DFから作り上げた少ないチャンスを生かして得点を挙げているところに今後の期待を感じました。

次に、大宮アルディージャVENTUSは広報の佐々木涼花さんから。
柳井里奈監督が就任して積極的なサッカーが展開されていて、監督の「前からいこう!前からいこう!」と、選手に声を掛け続けているのが印象的ですとの話。(22日現在で)2連勝と開幕から良いスタートを切った好調なチームらしい言葉がありました。

最後に、三菱重工浦和レッズレディースも広報の山本早さんから。
ディフェンディング・チャンピオンらしい「熟成した」チームの雰囲気が伝わってきました。新加入した伊藤美紀選手がチームに溶け込んでいるという話を聞き、チームの仕上がりが進んでいる印象を受けました。代表選手を多く抱える中で、各選手が自立をしてコンディションを整えている様子など、さすが去年のチャンピオンチーム!リーグを引っ張っている自負などが感じられました。

今年は、ワールドカップでの日本代表の活躍やアジア大会での優勝などで盛り上がった女子サッカー。各チームからは、この機を逃さないで良いサッカーを見せていこうという意気込みも聞くことができました。

また、退任が決まった浦和レッズ・スコルジャ監督への評価などをレギュラーゲストで元レッズの点取り屋“真っ赤なさいたま~ずさん”水内猛さんに語ってもらいました。

埼玉スタジアム2002で取材をしたレッズサポーターの声では、リーグ戦での優勝から遠ざかっている現状を憂いながら、チームを支えたベテラン層から若手へのチーム改革が必要であるという声が飛び出しました。

そしてお久しぶりの「吠える!さいたま~ずさん」
リーグ5位に終わった埼玉西武ライオンズの「今シーズンの総括」をNHKの西武担当記者・神慶佑記者と共にお伝えしました。投手力は良かったものの、打撃が振るわなかった今シーズン。ドラフトでの即戦力や来季の課題を分析しています。

来季こそは「頂点」をめざしてもらいましょう。「虎」ではなく「獅子」の年へ!

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