鳩山町と宇宙がつながっているって知ってました?
6月7日の「ひるどき!さいたま~ず」の【まちむら便り】では、鳩山町のJAXA地球観測センターについてお送りしました。人工衛星からデータを受信するための巨大アンテナやリモートセンシングなどのお話。後半は衛星データを利用についてから、最後にはお酒の話まで!??
宇宙からのデータでいろいろことができるんだなあと夢のあるお話です!
今回は見学をさせていただいた様子をちょっとだけお見せします。
なぜ鳩山町にJAXAの施設があるの?
JAXA地球観測センターの新井さんに聞いてみました。
ここ鳩山町は
① 比較的、東京に近い関東圏である
② アンテナなど大型建造物を建設できる広い土地がある
③ 周知に高い山がなく電波条件が良い
という好立地だそうなんです。
アンテナをつくるために広い土地が必要?NHKにあるアンテナくらいの大きさではないのか??と思いつつ、外に移動すると
!!!?!!?!?
見てください。
超巨大アンテナがありました!(たしかにこの規模感のアンテナは広大な土地が必要だなと納得…)
直径が11.5mもあるそうです。他にも2つアンテナがあり、ここで衛星データを受信しているそうです。
しかも動く!!
人工衛星が鳩山町の上空を通る時、衛星データが受信されるので、運が良ければアンテナが動くところを見られるとのこと。大迫力ですよ!
鳩山町のJAXA地球観測センターでは、今年秋には4年ぶりに一般公開のイベントを予定しているとのことです。
みなさん機会があれば訪ねてみてくださいね。
ここで集められた衛星データから地球のいろいろなことが分かるそうです!
目的に合わせた観測装置によって、地表面の衛星画像だけでなく、降水量や海面温度、大気ガスなどの環境情報が分かるそうです。さらに、レーダーによって悪天候や夜間関係なく、はっきりとした衛星画像を取得することができるんですって!最新技術すごすぎる!
これらの衛星データを利用する一般財団法人リモート・センシング技術センターの小野さんのお話では、地球に届いたデータは、地図作りや研究、林業、水産、土木、インフラなどに活用されていて、なんと埼玉では、衛星データから日本酒をつくるお米の品質向上につなげる取り組みが行われているそうです。お米のタンパク質や成熟度合いを解析して、美味しい日本酒づくりにつなげるんだとか。お酒好きの人には夢のあるお話ですよね~。
今回は、鳩山町と宇宙とのつながりをご紹介しました!