2018年5月14日

総務省行政管理局 課長 箕浦龍一さん

総務省の知られざる組織 「カレー部」

2018年5月14日

総務省行政管理局の企画調整課長、箕浦龍一さん(52)。
霞が関の合同庁舎2号館6階にある職場で、この日取ったランチはカレーです。

時間に追われる政治家や官僚にとって、カレーはささっと時間をかけずに食べられることから定番のメニューですが、箕浦さんの場合は少し理由が違います。
カレーが好きで好きで好きで、何か食べようと思ったらまずカレーです。週に2、3回は食べますね。家でもスパイスから自分で作りますよ」

この日は四谷にある宅配専門の人気カレー店から出前を取った箕浦さん。欧風ビーフカレー、1200円。
外出する時間がないときに利用するといいます。そして、時には、マイスパイスで変化を楽しみます。

なぜそんなにカレーが好きになったんですか。
「13年前、麹町にある老舗店のマトンカレーを食べて、そのうまさにはまりました。一番心が安らぐのはインドカレーかな。カレーは辛いって思っちゃダメですよ。カレーは辛くない。スパイスの風味を楽しむんです」

カレーを愛してやまない箕浦さんは10年余り前、行政管理局内に「カレー部」を設立。自由参加の昼食会が毎週行われています。

「カレーの前では皆、平等。おいしいカレーを食べることで、誰とも対等なコミュニケーションができます。ふだん接点のない職員と話せるのが楽しいですね」

このコーナーの初回、河野外務大臣はカレーを「飲み物」と表現しました。
ずばり、箕浦さんにとってカレーとは?

「職場の潤滑油です」

ごちそうさまでした!