2020年2月10日

自民党 国会対策副委員長

大塚高司さんの「国対の結束支える肉食ランチ」

2020年2月10日

国会議事堂近くの東京・赤坂の路地裏。
自民党の国会対策副委員長、大塚高司さん(55)の姿がありました。

大塚さんのお目当ては、この人気ハンバーガー店。並ばなくてもいいようランチの時間帯を少し外し、同じく国会対策副委員長で、向かって左から藤井比早之さん(48)、田野瀬太道さん(45)と訪れました。

大塚さんたちが所属する国会対策委員会、通称「国対」は、国会に提出された法案の審議日程などを、野党や政府と調整するのが主な仕事です。与野党の国対委員長が向き合って、国会運営をめぐり丁々発止しているアレですね。

そこは「人間関係」が何よりも大切な世界。
党内だけでなく、野党議員とのつきあいも多く、会食する際に使えるグルメ情報が、日々飛び交っているのだとか。このお店を知ったのも同僚議員からの誘いがきっかけでした。

「国対は、みんなおいしいお店をよく知ってるんだけど、このお店も先輩から『うまそなハンバーガーがあるんだけど、みんなで行こか』と言われて、数人で行ったのが最初。それからは国会内にもテイクアウトしたりして、かなりの頻度で食べてるよ」

大塚さんたちがそろって注文したのは「ダブルチーズバーガー」。ベーコンとエッグを追加でトッピングして、税込み1918円です。

やわらかいバンズに、肉汁たっぷりのパティが挟まっていて、迫力満点ですね。

大塚さんはさっそく口を大きく開けて豪快にかぶりつきました。

「がぶってかぶりつくのが醍醐味や!うまい」

藤井さんもがぶっ!

田野瀬さんもがぶっ!

顔の半分くらいの大きさがあるハンバーガーにかぶりつきます。

皆さん、お肉が大好きなんだそうです。

「先週もハンバーガー行ったね。焼き肉も食べに行った。それでもまだ食べたいってね」

国会では、与野党の主張が激しくぶつかり合い、審議が止まることもあります。

野党との調整の最前線に立つ「国対」では、いつ何が起きてもいいように、朝から夕方まで国会内に待機しているのが当たり前なんだそうです。

「国会が始まると、いつ何があって、呼び出しがあるかも分からんし、とにかく忙しいから。肉を食べて、元気つけようって。これ基本中の基本やね。国対はみんな肉好きやで。毎日食べても飽きませんよ!」

大塚さんは議員歴およそ11年のうち9年余り「国対」に所属しています。

駆け出しのころから、先輩に、よく食事に誘ってもらったそうです。
その経験から、大塚さんも余裕がある時は、所属する派閥や年齢を超えて、仲間の議員と連れだって、ランチに行くようにしていると言います。

「意識しているのは、みんなと共通体験を常に持つこと。ランチは1人で行くと言うより仲間で行く。ともに行動することが何より大事やからね。そして、みんなで情報共有しようというのが僕らのスタンスや。党が1つになっていないと野党とは向き合えない」

大きなハンバーガーをぺろりと平らげた大塚さん。みんなで国会へと戻っていきました。

通常国会はまだまだこれから。肉食ランチが「国対」の結束を支えているんですね。

ごちそうさまでした!