2019年4月22日

立憲民主党 衆院議員 荒井聰さん

熟練の風味際立つ、レトルトカレー

2019年4月22日

平成最後の統一地方選挙、真っただ中のお昼どき。
東京都内で応援演説を終えて、議員会館の事務所に戻ってきたのは、立憲民主党の荒井聰さん(72)です。

この日のランチは、地元・北海道の老舗レストランが手がけたレトルトカレー、それにパックのごはんと合わせて、510円。

秘書が皿に取り分け、電子レンジで温めたルーを盛り付けます。

このカレー、北海道産の豚肉を使い、ブイヨンスープで煮込んで作られているとか。熟成されて、濃厚で、とろみのある味わいが特徴的です。

「最近はインドカレーとか、スープカレーとか、いろんな物が出てきているけど、昔ながらのカレーライスというのが、いいよね」

「カレーライス、ハンバーグ、オムライス、『昼食はどれかを用意しておけば、文句を言わない』と秘書が言っていたな」と言いながら、5分ほどで完食しました。

昼食は軽めですが、ついついおやつを食べてしまうそうです。
食後に一息ついていると、荒井さんが語りだしたのは、「次世代の議員の育成」

当選8回で、民主党政権で閣僚も務めた荒井さんは「長く活動できる議員を育てること」「基本に忠実であること」が大切だと説きます。自身の事務所の秘書も4人が地方議員になったということです。

統一地方選挙では、議員のなり手不足が大きな課題でした。
「党は知名度があり、なかなか優秀だと言われている人に目を付けていくんだけど、1回は勝つが、その後、ものすごく難しい選挙になると思うんだよね、そういう人は」

「僕は、地域の後援会を連合町内会ごとに持っているけど、ベースを作ることに徹すれば、逆風が吹いたりしたときに吹っ飛ばされることはないよ。どの世代であっても、どの政治家であっても、次の世代をちゃんと育てていくというのは、大事だと思うんだよね」
これまで衆議院選挙や知事選挙で落選を経験しただけに、話すことばには力が入っていました。

老舗の味を楽しみながら、自分の経験を次の世代につなげたいという、荒井さんのレトルトカレーランチ。

ごちそうさまでした!