「ああいう対応しては
いけない“標本”」石破氏

日本大学アメリカンフットボール部の前監督とコーチの記者会見を見た自民党の石破・元幹事長は、24日の派閥の会合で、今の政治の状況とも結びつけながらこう指摘しました。

「けさ早くに、いくつかのテレビをちらちらと見たんですけれども、『ああいう対応をしてはいけない』という標本のようなことをやっておるなという風に思っております。
真実はわかりません。わかりませんが、学生が、選手が、ああいうことを記者会見で言ったのは大変なことだっただろうと思います。本当に必死の思いで、決死の思いでああいうことを述べた。それに対する大学側の対応というのは、本当にあれでいいんだろうかという思いがしないではありません。
私たちは、そういうことが政府や与党の中であってはいけないのだ。真実は1つなのであって、弱い立場にいる人たちが必死の思いで言った訴えというものを、きちんと取り上げていく。そういうようなことが、やっぱり政治には必要なのではないかなと思っております」