相次ぐクマ被害 関係省庁の
会議開き対策検討 官房長官

人がクマに襲われる被害などが相次いでいることを受けて、加藤官房長官は、午後の記者会見で、来週、関係省庁による連絡会議を開いて、対策などを検討する考えを示しました。

この中で、加藤官房長官は、「ことし10月以降、新潟県や秋田県で人間がクマに襲われ死亡するなど、各地で人身被害や市街地へのクマの出没、農作物への被害が発生している。要因として、餌となるドングリなどが不作であることや、生ゴミに誘導されるなどして、人里に多く出没していることなどが考えられている」と述べました。

そのうえで、加藤官房長官は、来週26日に、関係省庁による連絡会議を開いて対策などを検討する考えを示し、「一層、連携を密にして、クマによる事故防止に向けた取り組みを進めていきたい」と述べました。