英語教員の指導力向上へ
「教職課程に海外留学も」

英語教員の指導力を向上させるため、萩生田文部科学大臣は、教員を目指す学生の教職課程に海外への留学を導入することも検討したいという考えを示しました。

萩生田文部科学大臣は7日、国際的に活躍できるグローバル人材の育成に力を入れている東京 杉並区の中高一貫校を視察に訪れました。

この学校では、生徒たちが通常の授業に加えカナダ人の教員が行う英語による授業を受けることで、日本とカナダの高校の両方の卒業資格を得ることができ、海外の大学に進学しやすいメリットがあるということです。

視察を終えて萩生田大臣は記者団に対し「英語教員は語学力をつけるのが大切だ。例えば大学の教職課程で海外に留学をさせるなど、生きた英語を学べる環境作りをしなければならない」と述べ、英語教員の指導力を向上させるため、教員を目指す学生の教職課程に海外への留学を導入することも検討したいという考えを示しました。