地方創生相 福島視察
“若い世代の地方移住を”

坂本地方創生担当大臣は1日、福島県を訪れて、ICT=情報通信技術関連の教育に重点を置く大学などを視察し、東京一極集中の是正に向け、若い世代の地方への移住を促していきたいという考えを示しました。

坂本地方創生担当大臣は1日、就任後初めて福島県を訪れ、県庁で内堀知事と会談しました。

この中で、坂本大臣は「復興の途上でいろいろ苦労があると思う。新型コロナウイルスの感染防止の対応も大変だと思うが、地方創生担当として、応援できるところは応援したい」と述べました。

これに対し、内堀知事は「地方創生と少子化対策の両輪は、復興に欠かすことができない大事な柱だ」と述べ、復興に向けた継続的な支援を要請しました。

このあと、ICT=情報通信技術を活用し「スマートシティ」の実現に取り組む会津若松市や、ICT関連の教育に重点を置く大学などを視察しました。

視察のあと坂本大臣は、記者団に対し「東京一極集中を回避するためにも、地方に立派な教育機関があることなどを若い人たちに呼びかけ、地方への移住を促していきたい」と述べました。