田聖子元総務相
総裁選立候補に意欲

ポスト安倍に向けて、自民党の野田聖子・元総務大臣は21日夜、無派閥の議員らと会合を開き、次の総裁選挙に立候補したいという意向を示し、協力を求めました。

自民党の野田聖子・元総務大臣は21日夜、東京都内で、竹下派の尾辻・元参議院副議長や、無派閥の三原じゅん子参議院議員ら7人の議員と会合を開きました。

この中で、野田氏は、「自民党の多様性を求めて頑張りたいので、ご理解をいただきたい」と述べ、次の総裁選挙に立候補したいという意向を示し、協力を求めました。

このあと野田氏は記者団に対し、「自民党は自由で多様な政党だ。それを表現できる1人になりたい。この厳しい局面にあって、これまでにないノウハウや知恵を、仲間たちと出せればいいと思っている」と述べました。

これまでの総裁選挙で野田氏は、必要な20人の推薦人を集められずに立候補を断念していて、次の総裁選挙に向けて、推薦人を確保できるかが焦点となります。