阪一体の8年間を
評価していただきたい」

日本維新の会の松井代表は年頭の記者会見で、今の大阪市を廃止して4つの特別区に再編するいわゆる「大阪都構想」について、ことし11月上旬を軸に調整している住民投票での可決を目指して、市民に丁寧に理解を求めていく考えを示しました。

この中で松井代表は、党が掲げるいわゆる「大阪都構想」について「この8年間、大阪府と大阪市は常に一体でやってきた。この形をこれからも続けていく。常に一体という大阪を選んでいただくかどうかだ」と述べました。

そのうえで「2015年の住民投票の時は非常にエキサイティングな形で主張をぶつけあった。今回は静かな形で、冷静に中身を判断してほしい。常に大阪が一体で動いてきた8年間を皆さんに評価していただきたい」と述べ、ことし11月上旬を軸に調整している2度目の住民投票での可決を目指して、市民に丁寧に理解を求めていく考えを示しました。

またことしの党の活動方針について、「これ以上、消費増税に頼った財源確保では国民の生活が成り立たない。大阪でやってきた行財政改革を国全体に広げていくことを政府に提案・提言し、納税者が納得できるような税金の使い方に変えていきたい」と述べました。