民 谷垣前総裁
半年ぶり会合出席

自民党の谷垣前総裁は、みずからの議員グループの会合に出席し、台風19号による被害を受けて、治水対策を抜本的に見直すべきだという考えを示しました。

自転車事故で大けがをして引退した自民党の谷垣前総裁は、23日、みずからの議員グループの会合に、およそ半年ぶりに出席しました。

この中で、谷垣氏は、台風19号による被害について、「東京は何とか耐え忍んだが、東北はひどかった。あれだけ大きな台風が来るとなると、今までとは考え方を変えなければいけない面がある」と述べ、治水対策を抜本的に見直すべきだという考えを示しました。

また、消費税率の引き上げについて、「無事にスタートしてほっとしている。ただ、米中の貿易摩擦などの問題が、世界経済にどういう影響を与えるか、よく注意して見てもらうとともに、今後の日本の財政も議論してほしい」と述べました。