畑議員の進退「本人の
意思を一番に」自民 二階氏

女性との問題で自民党を離党した田畑毅衆議院議員について、自民党の二階幹事長は、議員の出処進退は軽々に発言すべきではないとして、本人の判断に委ねるべきだという考えを示しました。

田畑衆議院議員は、当時交際していた女性が去年12月に性的暴行を受けたとして警察に告訴状を提出したことを踏まえ、先週、自民党を離党し、与野党双方から議員辞職を求める声が出ています。

田畑氏が今も所属する二階派を率いる自民党の二階幹事長は記者会見で「議員の職責は重要なもので、その立場を放棄しろなどと軽々に言うべきではない」と述べました。

そのうえで二階氏は「慎重の上にも慎重に対応し、本人の意思を一番に考えるべきだ」と述べ、辞職するかどうかは田畑氏本人の判断に委ねるべきだという考えを示しました。