務を全うできるよう
努力したい」桜田五輪相

桜田オリンピック・パラリンピック担当大臣は閣議のあと記者団に対し、参議院予算委員会の審議に関連し、先に野党側から事前の質問通告がなかったと説明したことについて、「事実と若干違っていた」などと述べ、発言を撤回しました。

桜田オリンピック・パラリンピック担当大臣は、先の記者会見で、今月5日の参議院予算委員会で、東京大会の関連予算をめぐる答弁に窮するなどして、審議がたびたび中断したことについて、野党側から事前の質問通告がなかったためだと説明していました。

これについて、桜田大臣は閣議のあと記者団に対し、「事前に詳細な質問内容の通告をいただければ、充実した質疑ができたと考えている。一方で、通告が全然なかったと申し上げたのは事実と若干違いますので、撤回をさせていただきたい」と述べ、発言を撤回しました。

そのうえで、桜田大臣は「今後、職務をしっかり全うできるよう努力していきたい。できるだけ丁寧な答弁ができるように、情報収集についてもいろいろと協力してもらいながら進めていきたい」と述べました。

一方、桜田大臣は、立憲民主党の蓮舫参議院幹事長について、先の参議院予算委員会に続いて、9日も「レンポウ」議員と言い間違え、今後、野党側の批判が強まることも予想されます。