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辺野古 大浦湾側の工事を記録する 1月21日~1月27日

普天間基地移設問題の行方は
  • 2024年01月28日
2024年1月10日の辺野古

アメリカ軍普天間基地の移設先となっている名護市辺野古沖の代執行に伴う大浦湾側での工事について、防衛省は必要な準備が整ったとして、2024年1月10日に着手しました。

軟弱地盤がある大浦湾側では、地盤を改良するため、およそ7万1000本のくいを海底に打ち込む工事が必要で、すべての工事や手続きが終わり、普天間基地の移設が可能になるまでには12年ほどかかるとされています。

2019年に行われた県民投票(投票率52.48%)で7割を超える人が「反対」に投じた辺野古の埋め立て。NHK沖縄放送局では、この工事を記録していきます。

2024年1月22日

午後1時ごろから午後2時ごろにかけて大浦湾側の区域では、国による石材の海への投入は確認できませんでした。

一方、周辺では作業船から台船に土砂を乗せる様子が確認できたほか、辺野古崎の周辺ではトラックが行き交う様子が見られました。

周辺で移設に反対する人たちを乗せたとみられる船やカヌーは確認できませんでした。

2024年1月25日

正午すぎから午後3時ごろにかけて、海に石材が投入されることはありませんでした。

一方、海に投入する石材が積まれた作業船の横に設置されている囲いをボートで動かすなど点検しているような様子が見られました。

また、周辺ではベルトコンベアを使って2隻の船の間で土砂を移動させる様子や辺野古崎の周辺ではトラックが行き交う様子が見られました。

このほか、立ち入り禁止区域を示すブイの内側には船が見えて、その近くで潜水士が海中に入っていく様子が見られました。

2024年1月26日

午前10時45分ごろにNHKのヘリコプターから撮影した映像では、大浦湾側の区域で海に投入する石材を積んだ作業船の上で、重機2台には作業員は乗り込んでおらず止まったままでした。周辺に複数の作業員の姿が確認できました。

近くの台船では3台のショベルカーが動いていました。台船からベルトコンベヤーを使って別の船に土砂を移動させていました。

また、辺野古崎の周辺の護岸ではクレーン車を使って波消しブロックを引き上げ、車両に乗せて移動させている様子も確認できました。

辺野古崎周辺の護岸
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